【重要】 臨時休業(休校)の延長に関するお知らせ

 本日、府教育庁から通知があり、4月8日(水)から5月6日(水)までの間が新たに臨時休業(休校)となりました。この通知において、当該臨時休業(休校)期間中に登校日を設定することが示されており、その実施にあたっては、府教育庁が定めた「臨時休業期間中の登校日に係るガイドライン」を参照することとなっています。このブログの最後に「大阪府教育長からのメッセージ」を掲載していますので読んでください。

 本校では、この通知やガイドラインに沿って、4月8日(水)から5月6日(水)までの臨時休業(休校)期間の対応を決めました。4月8日(水)には、午前中に2,3年生が登校し、同日午後には入学式を行います。9日(木)以降のことについては、8日(水)に連絡します。以下、4月8日(水)の登校時刻等です。よく読んで、間違わないように登校してください。

 2年生の登校時刻:午前9時

 3年生の登校時刻:午前10時30分

 1年生(新入生)の登校時刻:午後2時 入学式の開式時刻:午後2時30分

 2年生と3年生は、登校後、指定された教室に入り、放送で校長からのメッセージを聴いてもらいます。その後、担任(旧学年)から諸連絡やアンケート等があります。また、入学式の登校時刻と開式時刻は、それぞれ30分繰り下げています。通知により、すべての府立高校で、入学式に参加するのは新入生と教職員のみとなっていますので、誠に申し訳ありませんが、保護者の参列はできません。ご了承ください。なお、入学式の様子については、翌4月9日(木)中に、八尾高校のホームページから動画配信しますので、ご覧ください。

 新型コロナウイルス感染症に係る大阪府の状況は「感染が爆発的に拡大するかどうかの瀬戸際」と言われています。生徒が自分自身の健康を守るとともに、社会全体としてウイルスと戦うために、登校に際しては次のことを守ってください。保護者の皆様のご協力もよろしくお願いいたします。また、理由を問わず、欠席や遅刻をする場合は、八尾高校(072-923-4261)までお知らせください。

〇 登校前に検温し、咳や発熱等風邪の症状のある生徒は、登校を控えてください。

〇 基礎疾患等のある生徒は、主治医等に相談し、個別に登校の判断をしてください。

〇 発熱等の症状がなくても、新型コロナウイルスへの感染に不安があるなどの場合は、学校に連絡した上で、無理に登校することは避けてください。(4月8日の入学式に欠席した場合は出席停止の扱いとします)

 部活動は、この期間も実施できません。大阪教育大学2部講義の受講については、対象生徒あてに、4月6日(水)又は7日(木)に、このブログで連絡します。

 以下、府教育長からのメッセージです。

大阪府立学校等の児童・生徒等、保護者及び学校関係者の皆さんへ

新型コロナウイルス対策にご協力をいただき、感謝申し上げます。

4月2日(木)午後4時から、大阪府庁において「第10回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」が開催され、「府立学校は4月の始業日から5月6日(水)までの間を臨時休業とすること」とあわせ、「臨時休業期間中に登校日を設定すること」が決定されました。

その理由は、まず、4月1日に開催された政府の専門家会議において、「大阪は「感染拡大警戒地域」である」とされ、「地域内の学校の一斉臨時休業も検討すべき」とされたことです。また、大阪府の専門家の方からは、「大阪府の感染者増加傾向は東京都の状況に似ており、東京都とともに緊急事態宣言が出されると予測される」「現在も流行拡大傾向が見られる大阪府においても、登校再開に慎重であるべき」とのご意見をいただいています。

こうしたことを踏まえ、府立学校の休業措置の解除は断念せざるをえないと判断いたしましたが、長引く休校が皆さんの生活や学業にとって良い影響を及ぼすわけがありません。先生や友達と話をしたり、休みの間、家でどのような学習をしたらよいのか等聞いたりする時間を少しでも持てればと考えました。そこで、休業期間中であっても、1教室の人数を20人程度にするなど感染防止対策を講じたうえで、週1、2回程度の登校日を設定し、子どもたちに対する課題提示や学習状況の確認、健康状態の把握などを行っていただくことといたしました。その回数や内容などについては、それぞれの学校の実情に合わせて創意工夫を凝らしていただきたいと考えています。

前回も申し上げましたが、感染の状況に応じた取組みを適切に実施することがとても重要であり、現時点は、感染が爆発的に拡大するかどうかの瀬戸際が続いている状況です。

私は、どのような局面にあっても、教育行政としては、子どもたちの安全と保護者の皆さんの安心を最優先することが基本だと考えています。いわゆる「一斉休校」が感染の拡大防止にどれほどの効果があるかというエビデンス(根拠となる数値)がとれているわけではありません。裏返して言うと、学校を再開したときに子どもたちにどれほどの危険が及ぶかということも予測できないということです。そして、現段階で学校におけるクラスター(小規模集団感染)は発生していません。こうしたことから、子どもたちの安全のために休校を継続するという決定にいたりました。

学校の再開を楽しみにされていた皆さんには、大変申し訳ないことになりました。お詫び申し上げますとともに、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

令和2年4月3日(金)

大阪府教育長 酒井 隆行