1月20日(日) 新人戦2次予選

 新人大会2次予選当日を迎えた。会場は大阪市立東高校。先週の練習試合でアサが使えることを確認できたので、今週はツウをリベロに戻し、本来の状況で練習を行えたのはチームにとって大きいことだ。今日は第2試合で茨木西高校と対戦し、勝利すれば第4試合で東高校、桃山学院高校の勝者と対戦する。

 ☆第2試合(VS茨木西)25-21,11-25,25-27 で敗北

 茨木西高校さんは、秋の部別で3部に昇格された勢いに乗っているチームで、何よりもバレーの盛んな北摂の高校である。アサが復活したとはいえ、不安が残る翠翔にとっては厳しい相手だ。試合前の練習風景を見せていただくと、よく拾い、攻撃力抜群の長身エースにボールを集めて点を取る好チームである。さあ、1セット目開始のホイッスルが鳴り、選手がコートに入った。すると副審が「1番と4番が逆です」と告げに来た。「えっ!」、セット開始時に提出するオーダー票(通称目玉)が誤記入されていた。ツウがリベロに戻り数人の背番号を入れ替えたことでオーダー票の記入が間違ってしまったのだ。ツウに任せてしまい提出前に確認しなかった私にも責任がある。「仕方ない。行ってきた毎日の練習を信じて乗り越えよう」と声を掛け送り出した。翠翔のシュンのサーブからゲームが始まった。このとき前衛は、ショウ、ラン、アサ。そう、レフトアタッカーがいないのである。その代わり3ローテすれば、シュン、コウ、スイ、という超強力攻撃布陣を敷く事ができる。シュンのサーブが機能して3-0と好スタートが切れ、その後も優位に試合を運んで1セット目を勝ち獲ることができた。

      

 2セット目はオーダー票を訂正していつも通りの体制でスタートしたが、9ローテ目のポジションで急にサーブカットが乱れ、1人のサーブでなんと8連続得点も与えてしまった(8点ともMRであった)。1セット目を苦境の中で勝ち、安堵感が出て緩んでしまったのかもしれないが、情けない話である。このセットは惨敗であった。

      

 フルセットを迎え、「アサのような笑顔で行こうぜ!」と送り出した。実は今日のアサは眩しいほどの笑顔を見せてプレーしてくれている。みんなとバレーするのが楽しいのだろうな、と感じるくらい明るく、良く動いている。他のメンバーが弾いたカットを行けるところまで追いかけ、上げるというファインプレーを何本もしてくれた。間違いなく今日のMVPである。しかし、他のメンバーは安定しない。3セット目は翠翔が出だしから先手先手とゲームを進め、24-22と先にマッチポイントを握ったが決めきれず、追いつかれてデュースとなり、最後は相手エースに決められて逆転負けという結果に終わってしまった。

      

 11月の部別以来、悪い状況が続く。見ていてどうも集中力に欠けたプレーが目立つのだ。「これでは駄目だ!」と2年生にもっと発奮してもらうことを期待しつつ会場を後にした。

  本日も早朝より応援に来て下さいましたご家庭の皆様、ありがとうございました。まだまだ課題は残っておりますが頑張って克服してまいりますので、今後も暖かいご声援の程、よろしくお願いいたします。