1年間の集大成、「夕陽学」発表会!

 16日の6・7限に、総合的学習「夕陽学」のグループ発表会を第1学年全体で行いました。この発表会は、1年間の学習の集大成で、クラスで選ばれた優秀な班がヴィオーラホールで学年全体と先生方にプレゼンテーションをするという位置づけです。

(学年主任・森川先生の開会の挨拶の様子です。)

 この1年間の夕陽学の学びは、自身が学ぶ夕陽丘高校から始まり、周辺地域・大阪へと範囲を広げ、iPadやアクティブラーニングやフィールドワークの手法を用いて、生徒主体で学びを深めるというものです。

 この学習では、単に学校の歴史や周辺地域についての知識をつけることにとどまりません。地域ボランティアの人の協力を得て、さまざまな世代の人とコミュニケーションをとる力、自身で課題を設定して分からないことを協働的・主体的に探究する力、ICTを活用して多くの人に伝える力など、高校を卒業して大学に進学したり、社会に出てからも役立つ力を養成することも、この学習のねらいです。

各班、スライドも効果的に伝わるよう、創意工夫がなされていました。

クイズや旧制校歌の演奏もあり、全員が発表に聴き入っていました。

発表の際、聴く人も全員参加できる工夫は、大人数への発表する際、効果的ですね。

大勢を相手にして、ほど良い緊張のなか楽しみながら発表する姿は、とても頼もしかったです。

表彰式の様子です。

学年で選ばれた班は、全員が聴く人の方向をしっかり見て、「さすが」と思える発表でした。

この総合的な学習では、地域の人からも、OB・OGの大先輩からも、そして同級生からも学び合うことができる場面が多くありました。この1年間の学習を、来年はさらに深化・発展させ、卒業してから夕陽での体験を通して学んだことをフル活用できると良いですね!