大阪府立寝屋川高等学校
―110年を迎える歴史と伝統―
学校理念
寝屋川高校は令和2年に創立110周年を迎え、これまで幾多の人材を社会に送り出してきました。
「真善美」を校訓に、熱意、誠意、創意ある豊かな人間力を育む、それが寝屋川高校の理念です。
教育方針
「鍛える」 ― 頑張ることができる力(心・体・知のトータルバランス)
「見守る」 ― 十人十色の個性と成長、集団の力
「高める」 ― 豊かな教養・人権感覚・国際感覚・他者貢献
寝屋川高校の「学び」
- 多様な進路実現を叶える学習計画
- 週当たり33単位を配したカリキュラム
- 質と量にこだわった授業
- 卓越性に応えるコース制の設置
- GC(グローバル・コミュニケーションコース)
- GS(グローバル・サイエンスコース)
- 習熟度別・少人数講座による丁寧なサポート
- 活発な部活動と学校行事
- 自主・自立・自律・協力・感謝を育む体験活動
- 国際交流・人権学習・読書活動
- 総合的なの探究の時間による深い学びの実践
寝屋川高校の魅力
寝屋川高校は歴史と伝統を誇る普通科高校です。寝屋川高校の充実した学びの環境が、 あなたの夢に向かう努力を引き出し、未来の「まだ見ぬ自分」を発見する、あなたの成長を見守ります。
1.高い進学実績
難関国立大をはじめ、国公立大学に毎年80名近くが合格しています(現浪含む)。 本校の「授業力の高さ」をはじめとする「充実した学習環境」と「3年間を見越した学習指導」のあらわれです。 教務部・学力向上委員会が学習活動を統括し、組織的に授業力向上・学力向上に取り組み、 それに応える学年・進路部の進路指導により生徒を育てています。 (「進路実績」は別表で)「進路実績」はこちら
- 1年生<養成>
- 基礎基本演習
- 大学模擬授業
- 学習セミナー
- 寝高セミナー
- 業者模試
- 2年生<設計>
- 基礎受験学力養成
- 大学説明会
- 職業人講演会
- 寝高セミナー
- 業者模試
- 3年生<挑戦>
- 進路ガイダンス
- 共通テスト対策講座
- 個別試験対策講座
- 業者模試
*1~3学年を通じて、年間8~10回の「土曜講習」を実施しています。
*業者模試は、1年生と2年生の秋までは「進研模試」を、2年生の1月~3年生8月までは
「河合塾全統共通テスト模試」を実施しています。
2.特色のある授業
単に知識を詰め込むだけの授業からの脱却し、 生徒の自主性や探究心を育む授業づくりを行っています。 論理的思考力・想像力・表現力を育むことにも力を入れています。 グループワーク・ディベート・プレゼンテーションなどの言語活動を含む双方向授業を実践することで、 コミュニケーション能力を高め、将来、社会で求められる「生きる力」や「人間力」を養成することも特色の一つです。 また、「総合的な探究の時間」の授業にも取り組み、新課程に向けての準備を進めています。 さらに、全普通教室設置のプロジェクターや生徒一人一人に配付しているChromebook端末、 Google Workspace(Google社が提供するサービス群)等のICT機器・サービスを積極的に活用し、 主体的な学び、協働的な学びの充実を図っています。
3.活発な部活動
全校生徒の多くが部活動に参加し、「人間力を磨く」ことを目的としてがんばっています。 先輩からのアドバイスや顧問の指導により、様々な壁を乗り越え、人間的に大きな成長を見せてくれています。 部活動での日々の体験が、「体力」・「気力」・「忍耐力」や「主体性」・「協調性」、更には、「達成感」・「充実感」を育み、 ひいては豊かな人間形成に繋がる場だと考えています。
4.多様な体験学習活動
豊かな感性を育み、教養を身につけるために、様々な体験活動を行っています。 知識だけではなく、実体験に基づいた「人間力」を育み、自らに対する厳しさを保ちつつ、周囲の人への思いやりを忘れず、 社会に貢献できる力を身につけることで、世界へはばたいてくれることを願っての学習活動にも力を入れています。
- <国際交流活動>
- 「異文化理解・英語力向上・社会貢献を通して、グローバルな感性を育み、国際社会で活躍できる力の育成」をめざします。
- ●隔年の冬に台湾研修を実施。姉妹校である国立新港藝術高級中學を拠点に、文化や教育に触れ、国際的な感覚を養います。
- ●毎年、語学研修を実施(令和6年度はオーストラリア)。英語圏において英語力向上をめざすとともに、異文化理解や交流活動等を通じて国際感覚を身に付けます。
- ●隔年の冬にグローバル研修を実施(令和6年度はフィリピンのセブ島)。フィリピン等のアジアの国を訪れ、現地NPO法人の活動に参加するなど様々な体験活動を通して、新たな価値観を得ます。
- ●近隣大学の留学生や海外の高校生との交流会を実施し、身近な場で異文化に触れる機会をつくっています。
- ●留学や国際ボランティアの疑似体験を行う「大阪府の実践的英語体験活動事業(グローバル体験プログラム)」に参加し、英語力や国際的視野を身に付けています。
- <人権学習>
- 人権についての理解を深め、実践力を養うために、3年間を通して人権教育を推進しています。 各学年で毎年1回ずつは各種人権問題について講師を招いて人権講演会を実施し、当事者との「プラスの出会い」を通して、 人権問題を「他人事」ではなく「自分事」として捉え、社会を身近に感じ、自身の感性を磨く取り組みを行っています。
- <読書活動>
- 読書活動を積極的に推進しています。図書館の充実と、 全HR教室に「寝屋川高校の100冊」を備え、「読書感想文コンクール」や「1000ページ読書マラソン」などを実施しています。
寝屋川高校の「進化」
・50分3学期制へ
本校生徒の実情を踏まえた目標設定や他の高校との連携をより一層充実させ、 よりきめ細やかな教育活動をめざし、50分3学期制としました。
・校舎建て替えに向けて
本校の本館校舎は本校のシンボル的建築物でありましたが、築85年を超えており新校舎への全面的建て替えの計画が進行中です。 現時点では令和9年11月から工事を開始し、新校舎は約3年かけてグラウンドに建設する予定です。 工期においては、公立大高専グラウンドの利用など教育庁が調整しており、教育活動への影響を最小限に抑えるよう尽力しますのでご安心ください。
・DXハイスクール指定
急速にDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む世の中に対し、すでに大学教育段階では、デジタル・理数分野への学部転換の取り組みが進んでいます。 本校では令和6年度に文部科学省からDXハイスクールに指定されたことを受け、 AIやloT、データサイエンスの授業や設備に触れる機会をつくり、将来的にDX分野を牽引できる生徒を育てます。