大阪府立佐野支援学校砂川校
本校の教育内容について紹介します。

《高等部》

教育目標
社会参加をめざして、基礎的な生活力と豊かな社会性を養い、働く力を育てる。

  <活動の3つの柱>
   @生活スキルの向上をめざした教育活動
   A障がい特性や発達段階に応じた教育活動
   B将来の進路を見すえた教育活動

主な教育活動
活動名 内容
 基礎 社会自立に向けて、学習能力・生活能力を伸ばし、生きる力を段階的に身につける。
 音楽 歌唱・器楽・鑑賞・リズム運動を通し、表現力を高め、豊かな情操を養う。
 美術 素材や題材に合わせて、自分の表現方法を探し出す力を養う。他の作品の表現を楽しみ、鑑賞する力を養う。
 体育 個々の運動能力を高め、健康の増進と体力の向上を図り、集団で行動する力を養う。
 保健 心身の発達・発育に関心を持ち、生活に必要な健康・安全に関する事柄を理解し、実際の生活に生かす力を養う。
 トレーニング 筋力・持久力・調整力を養うことを中心に、基礎体力の向上を図る。
 職業 物づくりの経験を通して、働く態度や意欲を身につけ、社会性の向上を図る。
 特設 個々の生徒の持つ特性や、興味・関心を引き出し、将来より自分らしくいきいきと生活していくために必要な力を身につける。
 総合 行事に向けての学習や交流活動を通して、生徒一人ひとりの興味・関心や創意工夫する力を高め、主体的に行動する力を育てる。
 自立活動 S−M社会生活能力検査やチェックリストを用いて実態把握を行い、「個別の指導計画」に基づいた学習活動を展開する。
 集会 学年を超えた交流を深め、積極的に集団行動に参加する態度を養う。
 学年タイム 学習活動の予定、行事の事前説明、生活指導、お楽しみ会についての話し合い等を中心に、同学年の生徒同士の関わりを深め、意識を高めあう活動を行う。
 朝の会
終わりの会
連絡帳による家庭と学校との連絡の確認、健康観察、一日の予定確認、更衣やトイレ指導を行う。コミュニケーション能力を高めるための日記指導も行う。

校時表
   月  水  木  金
 トレーニング ・ 自立活動
 朝の会
HR 職業 保健 職業 基礎
総合 音楽
体育
   給食    
基礎
美術
基礎
美術
基礎
美術
特設
職業
音楽
体育
   終わりの会
  自主
クラブ
    自主
クラブ
 

職業コースについて
1 設置の趣旨
 大阪府立の知的障がい支援学校においては、『「大阪の教育力」向上プラン』に示されているように、障がいのある生徒の就労支援の一環として、職業コースの設置を進めています。
 砂川校においても従来から、生徒の社会参加と自立を実現するために、就労支援に努めてきました。平成23年度から職業教育の更なる充実のため、新コースを設置し、まず職業の授業から改めています。

2 コースについて
 砂川校では、職業コースの設置に伴い、職業の授業を、職業T職業U職業Vと編成し、職業Tを職業コースとします。

3 職業教育の内容
  職業T 職業U 職業V
科目  紙漉[名刺印刷]・縫製・園芸・生産  紙漉[名刺印刷]・縫製・園芸・生産  作業
目標 作業工程を理解し、丁寧に正確にスピーディーに、意欲的に作業をやり遂げる力を育てます。 作業内容を理解し、丁寧に継続的に、作業をやり遂げる力を育てます。 教員や生徒同士で協力しながら、丁寧に作業をやり遂げる力を育てます。
進路
学習
  月1回、職業の時間に実施。
 内容は、卒業後の就労生活に必要なビジネスマナーや福祉サービスの活用に関することや、生活に必要な内容など。
 月1回、職業の時間に実施。
 内容は、卒業後の作業所での活動の紹介や、福祉サービスの活用に関することや、余暇活動につなげられる取組など。 
 学期に1回、職業の時間に実施。
 内容は、卒業後の余暇活動につなげられる取組など。 
現場
実習
生徒の必要に応じて、高2の10月実習に作業所実習も検討。 高2の10月実習から作業所実習を取り入れる。
職業
教育
高1・2=紙漉[名刺印刷]と縫製と園芸(企業からの作業品も取り扱う)
高3=生産
高1・2=紙漉[名刺印刷]と縫製と園芸
高3=生産 
高1・2・3=作業

★現場実習については、「進路・職業指導」のページをご覧ください。

自主クラブ
毎週、月曜日・木曜日の放課後に実施しています。

対象…自力通学をしている生徒全員
    通学バス利用の生徒のうち希望者
    (保護者の迎えが必要)

平成25年度の開設クラブ
 サッカー、パソコン、音体、陸上、バドミントン



《中学部》
教育目標
「いきいきとした自己表現ができ、健康で人間性豊かな子どもを育てる。」

 〈具体的目標〉

   (1) 健康の維持増進と体力の向上を図る。

   (2) 基本的生活習慣の確立を図る。

   (3) 基礎的な知識と技能の習得を図る。

   (4) 障がいの改善と克服を図る。

   (5) 豊かな情感と表現力、創造力を養う。

   (6) 集団生活に参加する意欲を養う。

   (7) 社会生活の理解を深める。


主な教育活動
活動名 内容
生活 各学級において、清掃活動、行事等の事前学習、道徳的な学習に取り組み、社会生活を円滑に送るために必要な基本的な知識や態度を養う。
グループ学習
(国語・数学)
国語、数学、基礎的な学習を中心に社会生活に必要な力を身につける。
体育 基本的な運動技能を習得し、運動を通して豊かな社会生活のための体力の向上を図る。集団行動力を身につけ、社会生活に必要な態度を養う。
保健 健康・安全で活力のある生活を営むため、心身の調和のとれた成長発達について正しく理解する力を養う。
音楽 歌唱、器楽、鑑賞、身体表現を通して、豊かな情操を養う。
美術 造形活動を通して、創造力や表現力を養う。
家庭 家庭生活に必要な基本的技術を習得し、社会生活に応用する力を養う。
特別活動 学級活動、生徒会活動を通して、集団活動に主体的に参加する力を養う。
総合的な学習 交流および共同学習、体験学習(理科的・社会科的な学習を含む)、体力づくり、行事に向けての取り組みを通して、経験を広める。また、総合的な思考・判断の基礎となる力を養う。
自立活動 障がいによる学習上または生活上の困難を主体的に改善・克服し、自立し社会参加する資質を養う。
教育活動全体を通じて、その力を身につける。
作業学習 木工(木材加工)、窯業(粘土加工)を中心に様々な道具の扱いに慣れ、技術を習得する。
集会
(学部・全校)
学年や学部を超えて交流を深め、積極的に集団活動に参加する態度を養う。
生徒会活動 選挙で選ばれた生徒会役員と学級代表が話し合い等を中心により良い、楽しい中学部となるよう、生徒同士の関わりを深め、意識を高めあう活動を行う。
朝の会
帰りの会
連絡帳による家庭と学校との連絡の確認。健康観察。一日の予定や明日の予定の確認。一日の個々の生徒の目標設定など


校時表
                
 














自立活動(日常生活の指導)
朝の会・生活
グループ学習 グループ学習 総 合 グループ学習 グループ学習
総 合























HR(委員会)
  給   食
課題別体育







総 合
(第2・4週)
















  自立活動(日常生活の指導)
  帰りの会