大阪府立佐野支援学校砂川校 本文へジャンプ

本校の進路・職業指導について紹介します。

平成24年度卒業生進路状況
就職(工場内作業、スーパー、クリーニング店、バックヤード、
病院内クリーニング 等)                    10名


障がい福祉サービス事業所(作業所)            13名

入所施設                              1名

進路指導スケジュール
  全体 1年 2年 3年
 4月 自立懇談会     進路懇談会
 5月       第1回福祉懇談会
 6月 自立懇談会 進路説明会  実習説明会・現場実習
  第1回職安懇談会
 7月   作業所見学会  
 8月 地域の取組み 作業所見学会 障害者求職申込書提出
(職業安定所)
 9月 自立懇談会      
10月   実習説明会・現場実習
11月 自立懇談会 進路希望調査 第2回福祉懇談会
12月       第2回職安懇談会
履歴書作成
能力開発校受験願書提出
 1月       能力開発校入校試験
 2月 自立懇談会     能力開発校結果発表
 3月       卒業式
進路先への移行支援

高等部での現場実習
■ねらい
 学校教育と実社会との総合的なやりとりの中で、社会的経験を豊かにし、卒業後の社会生活へ円滑に適応していくための、基本的な力を習得します。
 ・実習先の雰囲気を体験し、働くことに対する意欲と自信を高めます。
 ・実習先での規則を守り、社会生活に必要な態度や習慣を身につけます。
 ・実習先に対して、生徒の特性や能力を十分に理解してもらうようにします。
 ・生徒の適性や課題の発見の場として生かしていきます。
 ・本人の生き方について、家族の理解と協力が得られる機会とします。

■実習の形態
学年 実施回数 実施月 実習目標
1年 1週間を1回
(土日を含める)
10月
(9時〜16時)
 働くということを体験する。
2年 1週間を2回
(月〜金曜日)
6月・10月
(9時〜16時)
 働く意欲を育てる。
3年 2週間を2回+随時
(月〜金曜日)
6月・10月
+随時
 卒業後の進路を決定していく。

☆1・2年では、企業実習に取り組み、就労体験を重ねていきます。3年では、卒業後
 の進路を見据えて、企業や作業所での実習に取り組みます。
☆2年でもニーズに応じて作業所の体験実習を行います。
☆1・2年の企業実習では、個々の生徒の様子と課題に応じて、生徒単独での実習、生
 徒ペアでの実習と、教員付き添いでの実習に分けて取り組んでいます。

進路指導に関わる懇談会
■現場実習説明会
 現場実習先の説明、通勤経路、実習先の注意、現場実習での本人の課題等についての説明を行います。

■進路懇談会
 卒業後の進路について、三者(生徒・保護者・本校職員)で企業就労や福祉就労などの希望を聞き、卒業までの取り組みについて話し合います。

■福祉懇談会
 卒業後の進路について、四者(生徒・保護者・教員・居住地市町の障がい福祉課職員)で、福祉就労や施設入所の希望等を聞き、福祉施設の利用状況の説明をふまえて、卒業後の進路について話し合い、理解と協力を得ます。
 企業就労希望者にも、卒業後の生活および福祉サービスの活用について、紹介をしてもらいます。

■職業安定所との懇談会(職安懇)
 卒業後の進路について、四者(生徒・保護者・教員・職業安定所職員)で、企業就労に対しての本人の様子や課題等について話し合い、卒業後の進路について理解と協力を得ます。

作業所見学会
 平成18年度より、障害者自立支援法が始まり、3年生で実施する作業所実習のニーズが拡大しています。その対応として、1・2年生の保護者を対象に作業所の見学会を設定しています。
  7月下旬…岸和田市・貝塚市内の作業所
  8月上旬…泉佐野市・泉南市・熊取町内の作業所
  8月下旬…阪南市・岬町内の作業所
        (年により実施月に変更があります)

自立懇談会
 子どもの自立に向けて、保護者が学び話し、理解を深め合う場です。年間5回実施しています。平成23年度の内容は、以下の通りです。

第1回( 4月) 平成24年度卒業生の状況/作業所の現状と利用の状況
第2回( 6月) 思春期をむかえる子どもの関わりについて
第3回( 9月) 子どもから大人へ、学校から社会への移行を支援する実践
第4回(11月) 未定
第5回( 2月) 高等部卒業という区切りを迎えて −親の思い−

卒業生進路先見学会
 毎年9月下旬に、PTA主催の卒業生進路先見学会を実施しています。
 企業、作業所、障がい者職業能力開発校等、さまざまなところで活躍している卒業生の様子を見学し、将来の目標を見据えて「今、どのような支援が必要なのか」を考えていく場です。

高等部卒業後の支援(アフターケア)
1 相談支援の概要
@新規卒業生の移行支援…卒業後の進路先に出向いて、本人の様子や
 移行期の引継ぎ、支援内容についての話をします。
A職場定着支援…再就職した卒業生を対象に、職場に定着するまでの
 間の支援を行います。必要に応じて、ジョブコーチの派遣も依頼し
 ています。
B日常生活相談…日常生活全般についての相談を受けています。必要
 に応じて、地域生活支援センター、市町障がい福祉課等と連携した
 支援を行っています。
C余暇活動の支援…相談に応じて地域のサークルを紹介します。校友
 会活動に対する支援も行っています。

2 校友会
 卒業生とその保護者をもって組織し、会員相互の連携・親睦を図っ
ています。
 校友会だよりを送付し、ゲーム大会、クリスマス会、成人を祝う会
等を行っています。また「いきいきサークル」や岸和田にあるハンバ
ーガー店での卒業生の集いもあります。
 校友会の運営は、会費制で行っています。

3 進路先への移行支援
 「個別の教育支援計画」「個別の移行支援書」をもとに、支援内容
を具体的に伝えていきます。その内容については、学校と保護者がと
もに考えていきます。
 進路先を訪問し、引継ぎ会を行います。また、在学中から、地域で
の相談支援機関を作っていきます。

進路・職業だより
不定期に進路・就職だよりを発行しています。

 第20号 [PDFファイル]
 第21号 [PDFファイル]
 第22号 [PDFファイル]