三島地区授業改善フォーラム

平成26年2月25日(火)に摂津市コミュニティプラザに於いて「校内研究の取組を日々の授業改善へ-今日の学びを明日からの授業改善につなぐために-」をテーマに、三島地区授業改善フォーラムを開催いたしました。

 

三島地区の小中学校から学力向上の担当者を中心に81名の参加がありました。

 

前半は小中各1校の実践報告を行いました。茨木市立安威小学校は、「実りある校内研究にするために ~組織的に、計画的に、日常的に~」をテーマに、効果的な校内研究に向けた様々な取組についての報告でした。「校内研究を通して教師が変わる・子どもが変わる・学校が変わるという意識のもと、取組を進める」という言葉は、多くの参加者が共感されたのではないでしょうか。

高槻市立第十中学校は、「授業づくりを中心とした取組」をテーマに、"授業づくりを通して生徒指導や集団づくりを!"という視点をもとに学校全体でベクトルを同じ方向に向けての取組について報告がありました。教員向けのアンケート調査など様々なデータをもとに次の取組の方向性を検証しているという報告は、校内研究を推進する上で大変参考になるお話でした。

 

後半はグループに分かれて、「自校の"課題"が→"取組・実践"をすることで→こんな"成果(と課題)"があらわれた」いうテーマで交流しました。どのグループも熱のこもった交流が行われました。また、交流用に持参した資料をもとに話をしている参加者もいました。各校での取組が共有され、今後に活かされる交流になりました。

参加者からは、「小中学校の実践報告はどちらもとてもわかりやすく、学校全体で一つの研究テーマや目標に向かう研究がすすめられていて参考になる部分が多くあった。」「他校の実践を聞くことで新しい発見があり、自分で考えないといけないことを整理できた。」「学校全体のことを考え、どのように組織をつくっていくのかということについて、意識が高まった。」などの感想かありました。

 

校内研究ワーキングの集大成として、三島地区全体の授業改善につながるフォーラムでした。今後の各校での取組につながることを期待しています。

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