第3回道徳教育ワーキング・泉北地区

 1010日(金)、第3回泉北地区道徳教育ワーキングを開催しました。

 今回は模擬授業を柱として、実践や講義、交流を行いました。

 まず、今までの実践資料をもとに各校の取組を交流しました。前回のワーキングでの交流で学んだことをいかして、道徳通信を発行したり、次年度の年間計画の作成に取りかかったりする学校が増えてきました。中には担当として推進していく上での悩みを共有する場面もありました。

 次に、模擬授業についてグループごとに討議を行いました。『大切な心を見つめなおして』に掲載されている読み物資料「メジロ」を共通の課題とし、中心発問や補助発問を組み立て、授業を見る観点についても討議しました。観点としては「主題と内容項目が一致しているか」「教師が子どもの意見をうまくいかして授業展開していたか」「発問は適切であったか」等が出されました。そして、その場で授業者を決定し、模擬授業を行いました。授業者以外の参加者は、子どもになりきって発言し、たくさんの意見を出していました。特に中心発問については、予想したよりも深く考えさせられる意見もあり、授業者が「うーん...」とうなる一場面もありました。

 模擬授業終了後は地区の指導主事から「効果的な討議会の進め方について」の講義がありました。その中では、「授業観点シートに基づき、共通の観点で授業を見る」「板書等を写真に残し、記録しておく」「1時間の授業の発言、活動を記録し、参観できなかった教員にも情報発信と共有をめざす」等のポイントが提示されました。参加者は、日々の授業にどういかしていくべきなのかを積極的に学んでいました。

 

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