第2回道徳評価研究ワーキング 泉北・泉南地区

平成27年8月6日(木)岸和田市科学技術教育センターにおいて、第2回道徳評価研究ワーキング(泉北・泉南地区)を開催しました。

 まず、自校の道徳教育の推進状況や、「道徳の時間」の評価の状況を、7グループに分かれて交流しました。研究授業を1学期に行った学校や、別葉を校内で作成中の学校など、それぞれの学校で道徳教育を進めていっている様子がわかりました。評価については、ワークシートなどを活用しながら子どもの変容を見取っているとの意見が出されました。

 その後、「『特別の教科 道徳』に係る国の動向」について講義を行いました。道徳教育の目標についてや、道徳教育の内容、指導方法、評価についてなど、平成27年3月に告示された学習指導要領で改善された内容を中心に今後の方向性を説明しました。

 次に、再度グループに分かれ、子どもの成長の様子を把握する方策についての検討と、2学期に各校で行う授業実践の指導案を作成しました。子どもたちの成長を見ていくためには、ワークシートをしっかりファイリングしていこうと決まったグループもありました。また指導案づくりでは、それぞれが事前に書いてきた指導案を元に、ねらいにそった中心発問を考え、評価する内容を決めていきました。より授業のねらいに迫るためには、どのように授業を展開させていけばいいのかなど、活発な意見交換のもと、指導案をまとめていました。

 今回まとめた指導案で、次回のワーキングまでに各校で実践してくることになっています。夏休み中ですぐには実施できないため、参加者からは、「早くやってみたい。」などの発言もあり、前向きな気持ちで研修を終えることができました。

 

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