第3回 泉北・泉南地区道徳評価研究ワーキング

平成27年10月14日(水)岸和田市科学技術教育センターにおいて、「第3回泉北泉南地区 道徳評価研究ワーキング」が開催されました。
今回は、2学期がはじまってこの1ヶ月半の間に各校でおこなわれた授業実践を取りまとめ、第4回ワーキングで発表する準備をしました。
まず、各校における道徳評価の取組などについて、情報交換をおこないました。「道徳の評価」という大きな課題に対して、「子どもの成長を把握する」さまざまな実践がおこなわれ、グループの先生の話にチームのメンバーが身を乗り出して聞き合う光景が印象的でした。
 引き続き、研究成果報告会の内容についての検討がおこなわれましたが、何よりも先生方が自校での取組をチームの先生方に熱心に、でも、楽しそうに語っている姿がとても印象的でした。子どもたちの様子を肌で感じながら子どもたちに向き合っている日ごろの先生方が見えるようでした。まず、それぞれ授業実践をしてみて気付いた成果と課題についてまとめていきました。成果はもちろん、「課題から次の実践に向けておこなっていくことのヒントが見つかった」というような声も聞こえてきました。
続いて、「道徳の評価についての提言」についても、各班で熱心な協議がおこなわれました。「何か記録に残るものがよいのか」「それ以外に見取ることは何でできるのか」「道徳の評価ってそもそも何をすることだろう」といったところまで話が深まっていたように思われます。限られた研究時間が終わったあと、各チームのテーブルからは、進んでいく方向性が少し見えてきた、そんな充実感が見受けられました。
次回2月2日(火)の第4回が今年度のワーキング最終回となります。ここでは、各チームによる研究成果報告がなされ、「子どもの成長の様子を把握する方策について」の資料をもとにさらに深い情報共有がなされる予定です。今からとても楽しみです。
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