第3回泉南地区道徳教育ワーキングでは、模擬授業の実施と討議会の手法を学び、自校での校内研修に活かすことをテーマとして行いました。
各校のこれまでの実践を交流した後、小学校班、中学校班にわかれて道徳の学習指導案を作成していきました。短い時間でしたが、各班ともねらいにせまるためには、どんな発問にすればいいのか、その発問をしたあと、どのような問い返しをすればいいのかな、活発に意見を交流しながら指導案を作成しました。
その後、効果的な討議を行うための実践方法を学びました。実際に小学校高学年の班で考えた授業の模擬授業をおこないました。子どもたちの立場にたって、授業を受けました。考えさせられる発問だったので、様々な意見が出ました。授業者は、「子どもたちの前で授業する際の参考になりました」と模擬授業を実際の授業にいかすことを体験できました。
模擬授業後の模擬討議では、ポイントをしぼり、良かった点と提案事項を参加者全員が出し合い、討議を体験しました。たくさんの意見交流が図られ、参加者が自校に持ち帰り活用できる大変有意義なワーキングとなりました。