1,2年生の「総合的な探究の時間」で探究学習が始まります。
今年度は、1、2年ともSDGsを基盤とする探究学習を企画しているので、このSDGsと社会課題とのつながりを知り、「持続可能な世界を築くためには何をしたらいいのか、また将来自分たちはどのように目標達成に貢献できるのか」を考えさせて、2030年の世界で中心となって活躍する今の生徒たちにじっくり取り組んでもらおうと思っています。
その導入として、SDGsを自分ごととして捉え考えを深めていくのに有効なツールとして
『新聞活用』を取り入れようと考えています。
まずは、ファシリテーターとしてなってもらう先生たちに体験してもらおうとこの研修を企画しました。
新聞の中にある今の社会・世界の課題に触れ、「持続可能」という視点で今を見る力をつけてもらう取り組みなので、一つの記事に対してどの番号をつけても、社会・環境・経済それぞれに影響を与えるということに生徒たちには気づいてもらいたいです。
そして、自分の興味・関心を見つけたり、課題を解決するために自分に何ができるのか、ということを深めていくところから自分の進路に結びつけていってほしいと思います。
まずは、個人のワークで「17のゴール」に関する記事を3つ探し、付箋に「コメント」を書き、それを班で共有してもらうことから始めました。
班で共有したあと、掲示した新聞に付箋を貼り直し、その「コメント」について『いいね』シールを貼りあいました。
みなさんが貼った「いいね」シールを見て、全員で考えを共有しました。
今回は、短い時間での研修でしたが、先生たちからいろいろな視点のコメントが出ました。
私たちにとってもいい勉強になったので、生徒にとっても、じっくり取り組ませて考えを深めていけたらと思います。