11月19日(木) 人権講話(1,2年)

11月19日(木) 1,2年生共催で人権講話が行われました。

人権講話は毎年実施されていて、テーマは年度によって変わります。今年のテーマは「多文化共生(在日コリアン)」です。

今年度は神戸学院大学准教授の金益見先生にお越しいただいて「在日コリアン」をテーマにお話ししていただきました。タイトルは「まきずし大作戦」です。まきずし大作戦は金先生が取り組む活動で「LOVE KOREA HUG JAPAN」(韓国大好き 抱きしめたい日本)をモットーに、両国の良い部分に着目して、在日コリアンの明るい話題を発信していくというものです。金先生力作の漫画を通して、在日コリアンパフォーマーのちゃんへんさんや、経済学者の朴一さんを紹介していただきました。

可愛らしいタッチの漫画と金先生の熱がこもったトークに引き込まれるように、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

金先生がまきずし大作戦を始めたきっかけは本屋で見かけた在日コリアンのネガティブな情報を発信する本でした。本屋の紹介ポップには「韓国のことキライになること間違いなし」と書いてあったそうです。この本は60万部以上売れているので、60万人以上に韓国の良い部分、明るい情報を発信したい思いで始まったのがまきずし大作戦でした。

講話のなかで金先生は以下のことを強調されていました。「情報は、良い悪い関係なく切り取られている」新聞もスマホも漫画もPCもすべて四角い形をしていて、すべての情報はその四角に切り取られている。切り取った人の目的をもとに、情報は選ばれているということです。金先生が行動するきっかけになった本も「韓国の悪い情報を伝えたい」という作者のフィルターを通して切り取られた情報だということになります。世の中にあふれるたくさんの情報の中、メディアリテラシー能力の大切さが説かれていました。全ての情報に対して、「この情報は何を伝えたいのか」「なぜ発信者はこのようなことを言うのか」というクッションを置くことで、情報に振り回されないメディアリテラシー能力がつくと金先生は話していました。

在日コリアンに関する問題と、情報への接し方について丁寧にわかりやすくお話していただきました。

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