6月15日入学式

本日から本格的に学校を再開いたしました。再開に当たり、午後に入学式を行いました。

以下に校長からの式辞を紹介いたします。

令和二年度 入学式式辞

本日、全面的に学校が始まる日に併せて、第66回入学式を挙行できることは大きな慶びです。

280人の新入生の皆さん、改めて入学おめでとうございます。入学式にあたり、皆さんに3点、お話しをします。

1 入学の日を迎えるにあたって

入学の日の喜びを忘れないでください。

それとともに、皆さんを支えてくださった保護者の方、ご家族の方、小中学校の先生方などへの感謝の気持ちを忘れないでください。

保護者の方には、入学式に参加していただけなかった分、心配なことがあれば、遠慮なく、東淀川高校の先生に相談をしてください、と、皆さんから伝えてください。

2 高校生活を開始するにあたって

東淀川高校は、普通科専門コース設置校、日本語指導が必要な生徒の選抜を実施する高校です。

皆さんが特長のある学びを深めるとともに、お互いが違いを認め合い、誰もが安全で安心な学校生活を送れるよう、皆さんの協力をお願いします。

東淀川高校には、異なる中学校、異なる家庭環境、さまざまな文化的背景のもとで育ってきた生徒が入学しています。互いに「対話」(たいわ*話合い)をするに当たって、相手の気持ちを十分に考え、尊重する気持ちを忘れずにいてほしいと思います。言葉で語る機会が限られていても、相手への敬意(けいい*尊敬の気持ち)を持ち、想像力を働かせてください。

3 高校三年間で身に付けてほしいこと

高校生活を通して、自分らしく生きるための力を身に付けてください。また、一生の宝になる友人をつくってください。他人の気持ちがわかる人になってください。

何か困ったことがあれば、いつでも先生方に相談してください。

皆さんのこれからに期待をして、式辞とします。

令和二年六月十五日 大阪府立東淀川高等学校長 森瀬 康之