本日から本格的に学校を再開いたしました。再開に当たり、午前に23年生の始業式を行いました。
始業式では校長からのあいさつとともに、生徒指導部、保健部からの連絡、離任した教職員の紹介、着任した教職員の紹介を行いました。以下に校長からのあいさつを紹介いたします。
皆さん、おはようございます。
本日、6月15日、本格的な学校再開に併せて、始業式を実施することになりました。
何よりも、本日、生徒の皆さんが元気に登校してくれたことが何よりもうれしいです。
今日お話しをするのは、1 新型コロナウイルスに関して 2 改めて新学期を迎えるにあたって の2つです。
1つめに、新型コロナウイルスに関してお話しします。
新型コロナウイルス感染症は終息したわけではありません。
引き続きしっかりとした対策が必要です。
この間、皆さんが安心して登校できるよう、教職員全員で、学校の消毒などに取り組んできました。
皆さんも、引き続きしっかりとした対策をとってください。
「三密」を避けたり、しっかりと手洗いをする等の対策に努めてください。
体調が悪いときは、必ず担任の先生に連絡し、場合によっては登校を控えるなどしてください。
新型コロナウイルス感染症に関わって、不安や心配がある人は、遠慮なく先生方に相談をしてください。
皆さんの中には、事情があり登校に不安を抱えている人がいると思います。
この間登校できなかった人、今日登校できていない人もいるかもしれません。
学校の臨時休業・分散登校により、4月からの授業が実施できず、体育祭等の学校行事、部活動も実施できていません。
このことでつらい思いをした人がいると思います。特に、三年生はつらかったと思います。
不安や心配がある場合、遠慮なく先生方に相談をしてください。
新型コロナウイルス感染症に関して、多くの人が、さまざまな不安をかかえて生活しています。
不安を抱える人がいる中、不確かな情報を疑いもなく信じたり、不確かな情報を発信しないでください。
不確かな情報発信は、他人を傷つけたり、自分自身を傷つけるかもしれません。
一人ひとりがみんなのために思いやりを持って、落ち着いて生活をしてください。
このような時だからこそ、冷静で思いやりのある行動をお願いします。
2つめに 改めて新学期を迎えるにあたって、お話しします。
3年生にとり、高校生活の仕上げとともに、進路実現の年になります。
自分の目標をしっかり持つこと、目標に向かって具体的に何をなすべきかを考え、行動に移してください。焦ったり、つらいときは、仲間で支えあったり、先生方にも相談してください。
学校行事や部活動が十分にできなかったつらい気持ちは簡単には忘れることができないと思います。
ただ、今から自分ができることを積み重ねてください。
2年生は学校行事や部活動において、3年生の思いや伝統を引き継ぎ、後輩の面倒を見る学年であることを自覚してください。
クラス・学年で協力して、学年行事に積極的に取り組む経験を積み重ねてください。
自分なりの進路の目標を見つけるとともに、規律ある学校生活を送ってください。
23年生の皆さんが、学習や学校行事、部活動等により、幅広い知識を得るとともに、自分とは異なる考え方を理解できる人に成長することを期待しています。
66期生280人が、皆さんの後輩として入学しています。改めて、本日午後に入学式を実施します。
今年は日本語指導が必要な新入生が16人入学します。
23年生の皆さんは、自分自身が入学したときの気持ちを思い出し、新入生をサポート(支援)してください。
64期生(3年生)、65期生(2年生)は本校の普通科専門コース制それぞれ2期生・3期生です。
専門コース制の4期生である66期生(一年生)から3年間で学ぶ教科・科目を見直すことにしました。
それに伴い、66期生全員が共通して学ぶ授業について一週間に30時間とし、毎日の授業を6時間めまでとしました。
23年生には月曜日の7時間めがありますが、23年生の授業を最優先して学校運営をしますので、よろしくお願いします。
23年生の皆さんには、大変な中で始業の日を迎えることになりました。
これから、皆さんが中心となって、誰もがいきいきとして、気持ちよく学校生活を送ることができる東淀川高校を創りあげることを期待しています。
以上で、始業式のあいさつといたします。