<9月22日(木)防災避難訓練>

○9月22日(木)6限に防災避難訓練を実施しました。

○防災避難訓練は、生徒・教職員が災害に備え、自らの判断で命を守り抜くための初期行動(安全確保)と避難行動について理解し、速やかに実践できることを目的として実施しました。

○地震発生を想定した校内放送を踏まえた初期行動の後、大津波警報を想定した放送を踏まえ、生徒は三階以上の教室への避難を行いました。

○訓練終了後、校長から簡単な講評を行いました。十分伝えることができなかった点を含め、改めて生徒の皆さんに講評を伝えます。

○生徒の皆さんに2点を伝えます。1つめは、今日の避難行動についてです。

○生徒の皆さんは落ち着いて、放送の指示を聞くことができましたか。そのうえで、指示に従い、協力して、速やかに、避難できましたか。本校には約750人の生徒が在籍し、教職員を合わせ800人以上と、多くの人がいます。互いに協力して速やかに避難すること。そのうえで、逃げ遅れている人がいないか等を確認するため、きちんと点呼することが必要です。今日の避難行動についてふり返ったり、周りの人と話し合ってください。訓練でできなかったことがあれば、今後、できるようになってください。

〇2つめ、今日の訓練を応用できるようになってほしい、という話です。

○皆さんが実際に避難する状況を考えてみます。大きく分けて、3つの場合が考えられます。

○まずは、学校にいるときです。皆さんは平日の約三分の一を学校で過ごしています。授業中、休み時間、昼食、部活動等の場面に応じて、適切に行動してください。

○次に、学校の行き返りや、休日などに外出をしているときです。このときは、学校と同じような行動はとれません。場面に応じた行動をしてください。皆さん自身の避難とともに、特に高齢の方や子どもさんなどを助けることもあると思います。自分を助けるとともに、他の人々を助けることができるようになってください。学校に備え付けてありますが、AED(自動体外式除細動器)を使うこともあるかもしれません。ぜひ、他の人を助けてください。

○最後に、自宅にいるときです。今日の訓練をきっかけに、家族の方と防災のための持出し品の準備や、いざというときに互いにどのように連絡を取り合うか、地域の避難場所等についても、確認しておきましょう。

〇災害が発生した時に被害を少なくできるかどうかは、皆さんの行動により大きく変わります。今日の訓練をきっかけに、より適切な行動ができるようになることを期待しています。