10月17日、本校の情報フィールド(情報専攻)の生徒向けに、「生成AIと倫理」というテーマで慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究所所員の花田経子先生に講演をしていただきました。
「ChatGpt」という言葉はよくきくけれどどのようなものか具体的にはわからない。けれども、利用していく必要があるだろうという生徒に対して、「生成AI」とはどのようなものか、人間とどこが違うのかということをわかりやすく説明されたあと、実際に使ってみましょうとなりました。
最初は、「門真なみはや高校」について、聞いてみましょう。
「アクセスがよい」と回答され、「えー違う違う」という生徒たち。「正しいとは限らない」ということを理解するのに、うってつけの題材になりました。
(バスの本数少ないものね・・・)
高校のキャラクターを描かせてみようでは、なかなか思うとおりに描いてくれない生成AIに苦労しながら、プロンプトの大事さを学んでいたようです。(でも、イラストを描いてくれるなんてすごい!!)という感想もありました。
後半は、使うにあたっての「気を付けなければいけないこと」として、「ディープフェイク」「ハルシネーション」「知的財産の侵害」「バイアス」等について話をしてしていただき、高校生として、どのようなことに気を付けたいかということを考えて終わりになりました。
終わってからの感想では、「騙されないように自分で考えることが大切」「AIって良くないと思っていたけれど便利なこともあるので、どのように使うかが大事だと思った」「もっと理解していい方向に使っていきたい」という、使わないではなく、どのようにつきあっていくかを考えたものが多く見受けられました。
今後の学習活動に役立つことと思います。
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ChatGptに描かせた なみはやキャラクター |