全日本模擬国連会議11/17 


イラク大使として公式スピーチを行いました。死刑存置国として、なぜいったん廃止した死刑を復活させたのか、アメリカを主とする多国籍軍占領後の治安悪化・テロ多発の現状などを演説しました。

死刑存置国側からも決議案を提出しましたが、少数否決されました。ほとんど実際の国連会議の投票と同じ結果となりました。参加している各国大使役を務めた高校生たちも、各国の状況だけでなく、世界情勢や国連での実情をきちんとリサーチしていることがわかります。結果的に、実際の国連会議での決議の難しさや、厳しい他国の状況などを理解することができました。しかしながら、その状況に諦めるのではなく、実際の国連での活動のように一歩一歩国際的に議論を進めていくことの重要性が理解できる。模擬国連会議の意義はそこにある気がします。年々厳しくなっている一次審査ですが、次年度も参加できるように努めていきたいと思います。