今日の3限目に3年生の数学の授業を見学に行きました。内容は数学ⅠAⅡBの2次試験対策で、静岡、早稲田、関学、京大の入試問題にチャレンジしていました。最初の3問は生徒が後ろの黒板に解いたものを書き、先生がそれを見ながらポイントとなるところについて解説してくださる形で、京大の問題は先生が解説しながらポイントとなるところについて解説してくださいました。どの問題も「気づき」が大切なようでしたが、これがなかなか難しいのですよね。特に京大の問題は相当に難しそうでした。まあ、私には何が何だかさっぱり分かりませんでしたが。(笑)
放課後に、昨日行われた科学の甲子園に出場した生徒たちが優勝報告で校長室を訪れてくれました。どんな問題が出題されるのか聞いたのですが、筆記試験は物化生地と数学、情報など、理系の範囲すべてから出題されるのだとか。地学は基礎しか習っていないので、発展的な内容は一人の生徒が独学で極めたそうです。こういう努力ができるのが北野生なのですね。
全国大会は3月21日から24日の日程で、茨城県つくば市で開催されます。北野生と言えど、そう簡単には参加できない特別な場に参加できるのですから、思う存分楽しんできてくださいね。
科学の甲子園のメンバーを見送ると、校長室前の廊下で数学の問題に取り組む一団が見えました。
私は勝手に「放課後数学同好会」と呼んでいるのですが、数学の先生から与えられた問題を自分たちで解き合う3年生です。校長室にいると、毎日放課後に彼らと先生が問題の解き方や考え方について議論する声が聞こえてきます。私はこの志を同じくする者同士が切磋琢磨しあう姿を見て、毎日頼もしく思っています。
放課後数学同好会の皆さん、皆さんの努力はやがて実を結ぶ時が必ず来ます。応援していますので頑張ってくださいね。