3年生の選択科目の1つです。今日はこれまで授業で取り組んできた内容を発表する時間と聞いたので、見学させてもらいました。「〇〇のトリセツ」というテーマで、〇〇には動物やモノを入れます。自分を例えば何かの動物に例えて、トリセツつまり自分の取り扱いについて説明するというものです。生徒は説明する際のフリップを色鉛筆や油性ペンなどを用いて思い思いに描きます。説明もその中に記入しています。まず教科担当の先生が誰から発表する?と生徒に尋ねます。生徒からは自分が一番に発表したい!という積極的な声もあり、前から順番に...ということではなく、生徒の自主性に任せて発表が始まりました。自分を磁石や蛍光灯などに例える生徒、くま、カメレオン、パンダなどに例える生徒と様々で、説明も時々笑いあり、納得感ありと生徒も私も興味深く聞いていました。説明が終われば必ず拍手をして次の人に交代となり、マナー良く進行しました。単なる自己紹介に終わらず、自分を何かに例えることで客観的に自分を見つめることができ、聞く方にとってもわかりやすく説明ができていました。さすがに3年生だな、と思うと同時に教科担当の先生が生徒の内面をうまく引き出せているなあ、と感心しました。さて、私なら自分を何に例えるか?
藤原 大