先週の木曜日になりますが、2年生の「数学Ⅱ」にお邪魔しました。1限の授業でしたが、授業開始のチャイムが鳴る前から担当の先生が黒板に授業で説明するポイント等を書いていました。そしてクラスの生徒は先生から指示を受けなくても、ノートに写していて「先生も生徒もさすがやなぁ!」と思いました。チャイムが鳴り、授業開始です。起立!礼!というかけ声は無く、意外に思いましたが、生徒も気にするようすなく授業に入っていきました。後で担当の先生に話しを聞くと、授業は4月の最初の授業から継続しているので、毎回の授業で起立、礼はしないということでした。最後の授業の終わりには、起立!礼!があるとのことです。
さて、授業は累乗根の計算でした。担当の先生からテンポよく発問があり、正解すると「よっしゃー!」、「そう!」と声がかかります。数学があまり得意でない(?)生徒には正解にたどり着くようスモールステップでヒントが与えられます。私はさび付いてきた数学脳を何とか回転させて、授業を聞いていました。途中友達との「相談タイム」もあり、頭も体もアクティブな授業でした。授業後、生徒に感想を聞くと「解るまで待ってくれる」、「少しずつ進めてくれる」からとても嬉しいと言葉が返ってきました。生徒に数学をわかってほしいという先生の熱意がしっかり感じ取れる授業でした。
藤原 大