もりひが授業紹介「数学Ⅰ」

本校では1年生の数学の授業は1クラスを2つに分け、少人数授業を行っています。本日1限の数学Ⅰの授業にお邪魔しました。授業ではICTを活用し、ほとんどすべての説明を投影したスライドで行っていました。先生は机間巡視しながら、生徒の理解度を確認して回り、その都度質問にも丁寧に答えています。授業のメインテーマは「三角比」。「三角比」とは、直角角形のこのからみた辺の、という説明に「なるほど!」と生徒たちも思ったことでしょう。sin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)という言葉も懐かしく、自分が高校生の頃の数学の先生を思い出しながら聞いていました。少人数の授業だと、生徒は先生に質問もしやすく、また先生も生徒の様子をしっかり見ることができます。さらにペアワークを取り入れており、ペアの生徒どうしが互いに理解度を確認し合うことで定着度をアップさせることにつながる、と感じました。「数学が苦手な生徒にもわかるまで教えてくれる。」ある生徒の感想です。誰にでも得手不得手はあるものです。苦手だからといって何もしないのではなく、一歩を踏み出すことが大切ですね。

藤原 大