2年生の保健の授業にお邪魔しました。今日のテーマは「性感染症」です。今日のニュースで高校生の性行動が30年以上前と同じ水準になっていると聞きました。一方、梅毒の感染者数については今年の前半までの感染者数は過去二番めに多いというニュースも聞いたことがあります。正しい知識を持って行動することが必要です。この授業では性感染症の感染者数の増加を生徒に理解してもらうため、実験を用意しました。生徒たちがそれぞれ液体(無色透明)の入ったコップを持ちます。40人が持つコップのうち、2つだけ濃度をうすく調整したアルカリ性の溶液が入っています。(生徒たちは安全ゴーグルを装着しています。)そうして自分がもつコップの液体を近くの友達のコップに入れる、または友達のコップの液体を自分のコップに入れ、それをまた2人で分け合います。これを違う友達と4回繰り返します。その後、教員がアルカリ性だと赤く色づく試薬を全員に入れて回ると...。なんと6割以上、液体が赤く色づきました!最初、アルカリ性の液体はたった2つだったのに、知らず知らずのうちに6割以上に!予防しない性行為の怖さを実感できました。実験後、解説する養護教諭の説明を真剣に聞いている生徒の表情がとても印象的でした。
~Brand New Stage
Brand New Story ~
藤原 大