2学期が始まり、三週間が過ぎました。夏の暑さもようやく和らぎ、涼しい秋を迎えようとしています。
みなさん、いかがお過ごしですか。充実した学校生活を送っていますか。
ご存じのように新型コロナウィルスの感染者は、減少傾向にあるものの、まだまだ予断を許さない状況です。特にこの第五波は若い世代の感染者が増えていることが、大いに懸念されます。
まず、何よりもみなさん一人ひとりの命と安全を守ること、これが最優先です。
と同時に、みなさんの学校での学びの保障です。授業や行事、クラス活動、部活動など、学びは、みなさんの自己実現や進路実現にとって必要不可欠であり、貴重なものです。
この二つはどちらも大切です。このコロナ禍の中で、この二つの両立が求められています。
今、このコロナ禍の第五波、緊急事態宣言のさ中にあって、最も避けなければならないのが、学校でのクラスター(集団感染)です。
みなさんの命と安全を守ることと学びの保障を両立させ、クラスターを発生させないために、みなさん一人ひとりの自覚的な行動が必要です。
来週から通常授業になります。最も心配しているのが、昼食時の飛沫感染です。なので、以下の3点を一人ひとりが徹底して心掛けて欲しい。
① 昼食時の黙食
② マスクの着用
③ 密接の回避
昼食を友だちと楽しんで食べたい。友だちと話し語り合いたい。親近感を深めるために距離を縮めたい。この願いは貴重なものです。日常生活では大切なものです。
しかし、今は、我慢して欲しい。非常時だからです。
この3つの行動は、みなさん一人ひとりを守るためだけではなく、周りの「大切な人を守るため」でもあります。
一人ひとりが自分のために、仲間のために、意識して行動して欲しい。もし、うっかりしている仲間がいれば、優しく声かけできる温かな関係であって欲しい。
「大切な人を守るために」、今一度、一人ひとりが感染対策を徹底することを心から願っています。
令和3年9月17日
校長 上本 雅也