【行事】始業式の言葉 ~0を1にする~

2学期始業式  

みなさん、この夏休み「0を1にする」ことに取組んでみたでしょうか?

私(校長)がこの夏休み、最も印象に残ったことは、就職指導や進路実現に向け登校してくる生徒と、職場見学にむかう生徒・それに付き添う先生がたです。

高校卒業後の選択肢として大学や専門学校への進学も多いですが、その進路先の次の就職!を視野にいれるものです。私も大学に進学しましたが、入学してすぐ将来教員になろう!!と、課目の選択では卒業後の就職を意識していました。

「就職」への過程は、まず自分を知ることや周りのアドバイスを受け入れ方向性を定めることが大切です。自分のやりたいことや、社会や集団の中で自分にどんな役割が務まるのか??

そこで、大切になる心の持ち方について、みなさんへ5つの言葉、5つの心の在り方を紹介します。

校長は昭和生まれの昭和育ちのため、語呂合わせで「昭和(SHO WA)の5つの心!!」です。

・すみません    S  反省する心

・はい       H 素直な心

・おかげさまで   O 謙虚な心

・わたしがやります W 奉仕の心

・ありがとう     A 感謝の心

・「すみません」反省する心・・・何かをやり遂げるために、失敗はつきもの。うまくいかないことを人のせいにしたり、言い訳を言わないこと。「どうすればうまくいく?成功できる?」、そのために必要な方法を考え工夫することが大事。素直に謙虚に周りの力や助言を受け入れることができる自分に。

・「おかげさまで」謙虚な心・・・うまくいったこと(成功)を自分一人の力と勘違いせず、周りの人に支えられていると考え、偉そうにしないこと。

・「はい」素直な心・・・  新しいことに取組むには、まず何もできない自分を受け入れる心構えを相手に示すこと。素直さは周囲に受入れられ、自分から様々なことを経験したり、吸収できる基盤になる。

・「わたしがやります」奉仕の心・・・(ボランティア)誰がやってもいいことや誰かがやらないと困ることを自分から動きだせる力。主体性・自主性に繋がる。周りが見えているからできる証。そんな人は、周りから必要とされる。

・「ありがとう」感謝の心・・・言われて嫌な気にならない、良好な人間関係を築く魔法の言葉。人にありがとうという(感謝する)想いが、自分に返ってくる。

 今日から授業も始まります。新たなスタートを全力で歩み始めてください。学校行事として、11月には文化祭がやってきますが、クラスや部活メンバーと「0を1にする」喜びを体験してください。

3年生、進路決定の最も大切な時期を迎えます。

2年生、修学旅行を通じて、民泊での新たな人との関わりや、旅を通じてクラス学年先生方との新た な繋がりを感じて貰いたいです。

1年生、高校生としてこれからが本格的な学びの始まりではないでしょうか。1学期の成績を基に、高校生として成長してほしい。

2学期も頑張っていきましょう。

1970(昭和45)年、大阪万博のシンボル「太陽の塔」です。これを見てどのように感じますか?

2025(令和7)年、2年後の大阪・関西万博に、みなさんはどのように関わっているでしょうか?