2013年度・本屋大賞は百田尚樹さんの
『海賊とよばれた男』が受賞しました。
本屋大賞は2004年から書店員の投票によって
その年の代表作品を決定する新しい賞です。
過去の受賞作も、販売数が秀でていることはもちろん、
作品のクオリティも高く、エンターテイメント性にあふれています。
どの作品も映像化もされています。
読んで損のない粒ぞろいなラインアップですから、
堺工のみんなにも読んでほしいと思います。
2004『博士の愛した数式』小川 洋子 (ハード)
2005『夜のピクニック』恩田 陸
2006『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』リリー・フランキー
(ハード)
2007『一瞬の風になれ』佐藤 多佳子 (ハード1巻不明)
2008『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎
2009『告白』湊かなえ
2010『天地明察』冲方丁
2011『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(ハード)
2012『舟を編む』三浦しをん(ハード)
今年の受賞者の百田尚樹さんは、受賞作のほか、
100万部売れたデビュー作『永遠の0』(映画化決定)、
天才的なカブと努力の木樽という
二人の高校生ボクサーを描いた青春小説の傑作『BOX!』(映画化)、
オオスズメバチを主人公に蜂の世界を描いた『風の中のマリア』、
醜い女が整形を重ね絶世の美女となり、
一人の男への情念を燃やす『モンスター』(映画封切り直前)
などの作品をこれまで発表しています。どの作品も完成度が高い面白い作品です。
今、旬な作家なので読んでみてはいかが。
初めて百田作品を読むなら、高校生になら、
私たちは『永遠の0』または「BOX」をお勧めします。