図書委員交流会に参加しました。

 7月22日、府立東百舌鳥高校で2015年度図書委員交流会が開催されました。堺工全日制図書委員会も委員長・副委員長ほか全5名が参加しました。堺工以外では会場校の東百舌鳥、福泉高校、堺東高校、大阪商業大学堺高校と、全5校が集まりました。ほかにも参加希望の学校がありましたが、資格試験など学校での取り組みがあって参加できなかったのが残念です。 IMGP0003s-.jpg  交流会は、ピア(仲間)サポート・プログラムという交流体験プログラムで始められ、バースデイチェーンでグループに分かれ、サインボード作成とグループごとにテーマを設け「私の勧める本」を壁新聞にしブックトークを行いました。作ったサインボードはくじ引きで参加校が1枚づつ持ち帰りました。 IMGP0011s-.jpg  本校が持ち帰ったボードは9月以降。図書館で使われます。 IMGP0018s-.jpg  図書委員交流会は、大阪府高等学校図書館研究会司書部第8地区(堺市内所在校)で1981年より開催されています。今年で第35回を迎えました。最盛期には10校を超える公立・私立の垣根なく図書委員が集まり、学校図書館を活性化させるため各校での様々な取組を紹介しあい、それぞれの学校の図書館を魅力あるものにしてきています。学校を超えた交流の場として多くの図書委員が楽しみにしてきています。2003年以降、運営の中心を担ってきた学校司書が府立高等学校から引き上げられ、また、学校ごとの行事日程・課業期間のばらつきが大きくなってきたことなどもあって、近年は参加校が5-7校になってきています。学校司書がいなくなった学校でも、生徒たちの成長が目の当たりにできることから、司書教諭が中心になり、参加するよう働きかけています。学校の中は課題が多く、なかなか他校との交流まで手が回りきらないのが実情です。年々、規模が縮小してきているというものの、貴重な交流の場として開催しています。