1月30日(木)大阪府工芸高校の生徒さんが作成した教材・教具作品の贈呈式を行いました。本校は工芸高校と学校間交流を行っており、本校の小・中学部の児童生徒が活用できる作品を工芸高校の生徒さんが1年かけて設計・作成するという取り組みです。
春に工芸高校の生徒さんが本校に来校し、小中学部の子どもたちと出会い、そこから作品の制作へと進みます。工芸高校の先生に伺ったところ、生徒さんたちは「どのように工夫すれば、安全に、楽しく使ってもらえるか」におおいに悩み、その中で試行錯誤を繰り返して作品づくりに取り組んだそうです。例えば、箱積みの教具。「いかに軽くするかが重要!!でも強度も必要!!」というところで悩みに悩み、試作を重ねる中で「段ボールの波の向きが逆になるように2枚重ねにすることで軽さと強度が両立する!」と生徒たち自身が気づいたとのこと。「使う相手の姿を浮かべながら、相手のニーズを考えながら取り組むことに大きな学びが生まれました。」という工芸高校の先生の言葉が印象的でした。
どの作品も工芸高校の皆さんの思いが感じられる素敵なものばかり。本校の子どもたちも作品を触って、使って、とってもうれしそう!その姿を見守る工芸高校の生徒さんたちも誇らしげでうれしそう!!笑顔があふれる贈呈式となりました。