天理・冬合宿(12月25日~27日)

 こんばんは。今日は、事後報告になってしまいますが奈良県・天理への合宿のご報告です。

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 25日(金)
 今年は、学校が割と泉陽から近かったので、電車で奈良県の平城高等学校にお邪魔しました。1日目なので元気もあり、3試合を行いましたが全て勝つことができました。メンバーも全員が出場し、夜のミーティングでも次の日に向けて、反省や明日への抱負を語りあっていました。

 26日(土)
 2日目は、勝ち抜き戦方式での試合でした。1回戦、2回戦ともに接戦の試合をものにできず、非常に悔しい結果となってしまいました。今後への大きな課題となりましたので、新人戦に向けての課題としたいと思っています。3戦目の試合は、疲れも見えましたが1日目のような活気が少しは戻ってきたように感じました。

 27日(日) 
 最終日は、さすがに疲れの色も見えていましたが、ここが勝負どころ、みんな最後の力を振り絞るべく努力しました。同じように、がんばれば勝利をつかめる!と感じるような試合を落としてしまった部分もやはりありました。

 3日間を振り返ってみて感じたことは、生徒たちの成長が見られた点は非常に良かったです。今までだったら歯が立たないだろうな、という相手にもいい試合ができ、勝てるだろうと思った相手にも大きく点差をつけて勝つことができるようになったところです。一方、今後の課題としていかなければいけないことは、チームワークの育成です。ゲームにも顕著に出ますが、他人のことを考えられない場面が多かったところです。これはゲーム中に限らず、合宿という生活を共にする場面では特に大切なトレーニングだと感じます。

 今回の3日間でも、作戦盤を自分のカバンに入れたままベンチに持ってくるのを忘れた、トイレに行って集合時間に遅れたがそのことを誰にも伝えず、全員で待つことになった、忘れ物や落とし物、などがありました。個人の不注意であるにせよ、周囲の気配りがあればトラブルに発展することはないはずなんですがそうしたコミュニケーションが取れないし取ろうとしない、それがプレーにつながりうまく連携できずに負けてしまう、このような流れが非常に気になっています。

 部活動の本質も、チームスポーツである以上、周囲との調和を図りながら集団での行動力を身につけることは非常に大切な要素ですが、まだまだこのチームにはそれが足りないと実感しました。私にとっても非常にいい経験になりましたし、今後の指導課題としたいと思っています。

 今回の合宿に際し、保護者の皆様、いつも宿泊でお世話になる神川詰所の皆様、こうした素晴らしい合宿を企画してくださった奈良県の高校の皆様など、多くの皆様に感謝するとともに、この場を借りてお礼を申し上げます。