4月24日(日)インターハイ予選の結果

 今日は、インターハイ予選1回戦が行われました。柴島高校で行われた緑風冠高校との試合結果は以下の通りです。

 1Q:22-12
  序盤は相手のシュートが思うように入らず、そのリバウンドを上手に得点につなげることができました。最大20-4と大きく引き離すことができ、結局上記スコアで1Qを終えました。非常に出だしはよかったです。
 2Q:11-19
  開始早々、相手にペースを握られてしまいます。立て続けの相手のシュートが決まり、2点差にまで縮まりました。しかし、ここでも何とか引き離しに成功。それでも向こうも負けじとシュートを決め、一進一退の攻防になってきました。前半終了で33-31(2点リード)。
 3Q:16-15
  泉陽はゾーンディフェンスに作戦変更、これが割と当たりましたが、こちらもなかなかナイスディフェンスを攻撃に生かせず、シュートミスが続き3Qが終了。(49-46で3点リード)
 4Q:  9-20
  試合終了間際の最終ピリオド、ガードの退場、キャプテンの足がつるなど、泉陽サイドには厳しい状況の中、交代したメンバーも何とか食らいつき、5点リードの状況で相手の連続3Pが決まり一気に逆転。それからも取り返し、1点差で緊迫しましたが穴をつかれそこでもポイントを許し終了しました。

合計58-66で残念ながら敗れてしまい、この試合をもって3年生は引退となります。本当に最後まで目の離せない、緊張感のある試合でした。

 引退することとなった3年生に、この場を借りて一言コメントを...

 #11の選手は、サッカー部出身。足が速く、速攻で出し抜く力はピカイチ!初心者ながら、周りをよく見た素晴らしいプレイを披露してくれました。ありがとう。
 #10の選手は、器械体操部出身。これまた軽やかな身のこなしでここ数ヶ月、外したシュートはほとんどない?というぐらいにシュートに魅せられていました。今日のプレイも素晴らしかった!ありがとう。
 #9の選手は、今日は体調不良とのことで出せなくてごめんなさい。きっと悔しい思いをしていたことでしょう。周りからいろいろと声をかけられることの多いムードメーカ―。最後までよく頑張り、たくさん声掛けをしてくれました。ありがとう。
 #8の選手も高校から始めた初心者ながら、周りを明るくする能力の持ち主で、シュートを決めるたびに歓声が上がるほど。特に0度からのシュートは決まる決まる!今日は試合に出せなくて本当にごめんなさい。ありがとう。
 #7の選手は、スランプもあったけど、陰ながらの努力家で毎日1時間以上かけて泉陽に来て、早い時間から朝練を一生懸命頑張っていました。努力以上の素晴らしい働きをしてくれたと思います。ありがとう。
 #6の選手はまぁ癖のあるプレイが魅力的。チームメイトも思いつかないような判断力で相手を翻弄しました。本当にうまくなった!君の成長がこのチームを戦えるものにしたといっても過言ではありません。ありがとう。
 副キャプテン#5の選手は、怪我に泣かされてしまったけれど休まず腐らず一生懸命練習し、チームに貢献するためにマネージャー業もこなしてくれました。僕の近くにいてくれていろんなチームの相談にも乗ってもらいました。本当にまじめでひたむきな優しいプレイヤーでした。今日の試合も何とか出してやりたかったのですが本当にすみませんでした。最後に君が泣いている姿を見かけ、本当にいろいろな思いがあったんだろうなと思うと、僕自身もすごくその思いが理解できる気がしました。いろんな後悔があったかもしれないけど、みんな、君の存在に感謝しています。本当にチームに大きく貢献してくれました。ありがとう。
 こうした選手を支えてきた3年生のマネージャー2人、暑い日も寒い日も、毎日プレイをしないのに一生懸命8名の選手たちを支えてくれました。その献身的な姿に本当に毎日頭が下がる思いでした。ありがとう、そしてご苦労様でした。
 
 最後になりましたが、このチームを1年間率いてきたキャプテン。プレイ面だけではなく、全てにおいてみんなをうまく引っ張る模範的な存在でした。身体能力が高く、周囲を巻き込む力も備わっているバランスのとれた選手でした。今まで自分が教えてきた選手たちの中でも間違いなく5本の指に入るだろう上手さを持っていました。なかなかチームの練習に行けないときも、自ら練習メニューを組み立てるなど、本当に日に日にキャプテンとして成長していく姿を見ていました。最後まで公式戦では勝てなかったけれど、よく頑張ってくれました。最後の試合も、足がつってしまってきっと限界を軽く超えていただろうけど、満身創痍でコートに向かい、戦う姿を見ていて、そして足を引きずりながらも速攻で走り、シュートを決める姿には本当に涙が出ました。ただ、がんばれ。その思いだけでコートから見ていました。最後まで本当にお疲れ様。よくがんばりました、ありがとう。

 1年間、彼らとバスケットボールを共にしてきて、こんなに成長した学年はないというぐらいに頑張りました。だからこそ勝たせてあげたかった、それができなかったのはコーチの力量不足だと反省しています。彼らから得たこの教訓を、後輩たちに活かせるよう、今後とも頑張っていきます。

 本当に今日の試合、感動しました。ずっと支えてくださった3年生の保護者の皆様、およびOB・OGの皆様、先生方、女バスのみんな、友達みんなに感謝したいと思います。応援してくださりありがとうございました。

 そして、まだ勝ち進んでいる女子バスケット部、新体制で頑張っていく新しい男子バスケットボール部も今後ともご声援のほどよろしくお願いします。