7月23日（4日目・Reading）

 ホームステイ組は午前中は遠足でウィンザー城に行きます。ウィンザー城は、週末にエリザベス2世が訪れる、今でも使用されている城の中では最古のものです。午前中に訪問するため、今日の写真のアップは夜になってしまうと思います。ご了承ください。

  携帯は持って行くつもりなのですが、このブログに投稿するとどうしても大きな画像になってしまうのでやめておきます。

 昨日の午後は、初めての授業でしたが、生徒たちにはかなり難しかったようです。それもそのはず、こちらでの授業形態は日本の授業とは大きく異なり座学形式ではなく自ら積極的に授業に参加していかなければなりません。What do you think? とこたえをもとめられることが非常に多いのです。そのため、相手の話している内容・質問をきちんと聞いていないと適当な答えを返せないし、聞き取れてもそれを頭の中で英語に直して正しく答えることが生徒たちにとってすごく難しいのだと思います。すごく疲れたようですが、これもすぐに慣れてくるでしょう。

 

 では、もうすぐ時間になりますのでいってきます。

 

 ということで帰ってきましたので写真をアップしておきました。下の写真はウィンザー城の入口です。みんなで写真を撮りました。ここから、日本語のオーディオガイドを借りて城を一周します。みんな一生懸命説明を聞きながら異国の城をゆっくりと眺めていました。城内は撮影禁止だったため、お見せすることができません。

 

 

このような衛兵の交替式も見ることができました。集合地点の出口前でした。他国の学生は集合時間に遅れて見ることができなかった人もいるようでした。泉陽の生徒たちはみんないい子ばっかりだとどのスタッフもほめてくれます。僕から見ても、他国の学生とは全然違うなと感じます。

 

 

 下の写真は、その出口前で撮影してもらいました。昔からの重厚な石造りがイギリスらしいです。

 

 

　下の写真は、メキシコからの学生との交流です。夕方の授業が終わると、ホームステイ組はEvening Activitiesを行わずに帰宅しなければなりません。そこで、メキシコの先生からオファーを受け、ぜひ日本の文化を教えてほしいとのことで急遽ミーティングポイントの場所で折り紙を持っていた生徒がいたので折りヅルの作りかたを教えてあげました。メキシコの学生は、日本人はいつも真面目で一生懸命働く、その姿がとても好きなので自分も見習いたい、そう話していました。生徒たちも英語を駆使して上手に説明していました。だいぶ各生徒とも他国の生徒と打ち解けてきたようで、グループが離れることはなくても2対2、3対３ぐらいの交流が各場所で見られるようになりました。完全にうまく伝えることはできないけれど、いろんな国のいろんな年齢の人と友達になっていくのは本当に楽しいとある生徒は話していました。メキシコからの彼らとは、帰国後も一緒にビデオミーティングをして交流しようと約束しました。付き添いの先生が、日本でいう情報の先生でコンピュータに非常に長けているそうです。イギリスで築いた関係が帰国後も続くのは本当に素晴らしいことですよね。facebookを使用している学生が多く、生徒たちも新しくアカウントを作成して互いの連絡先を交換する姿も見られました。

 

 

次に、食堂での様子を。生徒たちは、食堂を利用せず、ホストファミリーが準備してくれた昼食を家庭から持ってきます。各自がオリジナリティ溢れる食事を持ち寄り、時には互いに交換しあって食べ比べをしています。これはおいしい、とかこれは厳しいな、などと品評しています。飲み物は食堂のものをいただいています。明日は学校での授業です。比較的穏やかな1日になりそうです。