今日はCambridge への遠足です。目的地へはバスで約1時間30分の旅でした。Cambridge に着くやいなや、美しい建物と可愛らしいお店に生徒のテンションは一気に上がります。はしゃいで、写真もたくさん撮りました。
そんな中、まず私たちが訪れたのは博物館です。中には入りませんでしたが、日本とは違う建物の造りに生徒たちは興味津々。そこで本日最初の記念撮影です。
次は King's College と Chapel です。Chapel の中に入ると、その美しさに息をのみます。Chapel の内部はこんな感じです。
Chapel を出て、次に足を止めたのは、River Cam に架かる橋の上です。川には観光客が乗ったボートがたくさん出ており、そのボートを眺めながらもう一枚。
観光が終わって、みんなでお弁当を食べた後は、お待ちかねのショッピングです。集合場所と時間、単独行動をしないこと何かあったらすぐに私の携帯に連絡すること(初日に各自の携帯に登録済み)、スリに気をつけることなどを確認したら、あとはしばしの自由時間です。みんな思い思いの店に入り、ショッピングを楽しんでいました。みんなお菓子をよく買っているようでした。
誰一人集合時間に遅れることなくきちんと集合し、現在Cambridge 大学で Structural biology を研究されている中根さんのお話をみんなで聞かせていただきました。中根さんは京都大学で医学を修められたお医者さんでもあるそうです。医師免許を取得したけれども臨床医にはならず、周囲の反対を押し切って研究者の道を選ばれたそうです。臨床医になることが一般的な中でどうしてそこまで研究者になることにこだわったのかというと、医者として患者さんたちと向き合ううち、死を強く意識し、限られた生を今精一杯生きよう、自分が本当にやりたいことを一生懸命にやろうと思われたのだそうです。実際中根さんは ipad でタンパク質の構造を見ることができるアプリを開発されたり、スタップ細胞に関して独自に分析をされていたりと、実に活動的です。また、自分のやって来た英語の学習法について、日本とイギリスの大学での研究制度の違い、語学研修に来た生徒たちにどんな心構えでいればいいのかなどのアドバイスもいただきました。生徒たちには自分の生き方を考える良い機会になったと思います。最後に中根さんを囲んで記念撮影です。
寮に戻って夕食の後はイヴニング・アクティビティーが待っています。今日はなんと「カラオケ」でした。最初にイタリアの生徒に "Let it go" を歌われてしまった後、英語の歌のレパートリーが...と言いながらも、カラオケで熱唱していました。