ソフトボール春季大会 中央大会に進出しました!

第19回 大阪高校ソフトボール春季大会

4/25 @鶴見商業高校

3回戦 泉陽 3 vs 2 四條畷学園

(延長10回タイブレーク)

応援ありがとうございました!

 4月17日から大阪ソフトボール秋季大会が始まり、泉陽高校ソフトボール部は見事ブロック大会を勝ち抜き、シード校が待ち構える中央大会に進出することができました。

 4月18日に初戦となる守口東高校に苦しみながらも勝利し、3回戦に駒を進めました。3回戦の相手は、大阪を代表する強豪校の四條畷学園との対戦です。

 泉陽後攻で始まったこの試合は、息詰まる一進一退の大接戦となりました。序盤は先発投手の好投で、初回は三者凡退と非常にいいリズムで試合に入ることができました。すると2回裏に、先頭の5番バッターが相手投手の失投を見事捉え、左中間に特大のソロホームランで、欲しかった先制点を取ります。その後、相手投手も立ち直り、なかなか得点を取ることができませんでしたが、バッテリー中心に相手の強力打線を打ち取り、強豪校相手にも守備からリズムを作る普段通りの戦い方をすることができ、5回まで1点リードで終盤に突入します。しかし、6回表、先頭の4番バッターを三振にとってホッとしたのも束の間、次の5番打者に甘く入った初球のストレートを捉えられ、レフトの頭上を遥かに越える特大ホームランを打たれてしまい、1-1の同点となってしまいます。その後も勢いづいた相手打線に幾度となくチャンスを作られてしまいましたが、土壇場で何とか踏みとどまり、7回終了で1-1の同点のまま、8回からノーアウト2塁からのタイブレークに突入しました。

 8回表に相手のタイムリーで1点を先行されましたが、泉陽高校も直後に相手守備のバント処理の送球ミスですぐに同点に追いつき、2-2の同点で9回に入ります。9回表もバントでランナーを確実に進められ、1アウト3塁のピンチとなりましたが、相手ランナーの隙を突きキャッチャーからの牽制球でサードランナーをタッチアウトとなり、一気に2アウトランナー無しの状況になります。その後、ヒットでランナーが出て、次の9番バッターのライト前ヒットをライトがまさかの後逸してしまい大ピンチを迎えましたが、すぐにボールに追いつき、ホームベースに正確な送球で間一髪タッチアウトとなり、この回を何とか0点で切り抜けました。この流れを攻撃にも繋げたかったところでしたが、9回裏先頭バッターがバント失敗、その後相手守備の好プレーと走塁ミスが重なってしまい、サヨナラの大チャンスを無得点で終わってしまい、お互いチャンスを掴み切れず、延長戦も長丁場の10回に突入します。

 10回表、先頭打者がバント失敗の後、2アウト3塁まで進められるものの、相手の3番打者をセンターフライに打ち取り、この回を0点で凌ぎました。すると10回裏、ここまで頑張ってきた4番エースがきっちり送りバントを決めて1アウト3塁の、絶好のチャンスを作ります。5番打者は惜しくもサードゴロに打ち取られてしまいましたが、2アウト3塁から6番バッターのセンター前ヒットで、欲しかった1点を奪い取り、延長10回サヨナラ勝ちを掴み取ることができました。

 このチームは3年生を中心に自分たちで考えて、本当によく頑張ってチームを作ってきてくれました。ただ、昨年までは強豪校相手には勝負所でミスが出てしまい、格上相手に自分たちの力を発揮できずに負けてしまうことがよくありました。しかし、チーム全員が公式戦で負けた悔しさを原動力に変えて、一冬越えて強豪校相手でも自分たちの力を発揮することができる、非常に粘り強く、たくましいチームに成長してくれました。この試合もお互い上手くいかない場面もあり、勝敗がどっちに転んでもおかしくない試合展開でしたが、最後勝ち切ることができたのは、これまでやってきたことを信じて、最後まで自分たちの戦い方をやり通したことが、土壇場の状況でこれまでの自分たちの練習の成果となって現れたのだと思います。大変苦しい試合となりましたが、チーム一丸となって戦いぬき、強豪校相手に勝利することによって、部員は大きな自信と確かな手ごたえを得て、さらに心身ともに大きく成長することができたと考えています。試合時間は2時間を超える大熱戦となりましたが、部員にとっても泉陽高校ソフトボール部にとっても、大変貴重な経験をすることができました。

 これで泉陽高校ソフトボール部は中央大会に進出しました。次戦は大阪ベスト8をかけて、枚方津田高校と対戦します。枚方津田高校は同じ公立高校Aリーグに所属する実力校であり、普段から頻繁に練習試合を行うなど、大変お世話になっている相手でありますが、近年公式戦で当たることはありませんでした。この試合に勝てば大阪ベスト8に進出し、5月末に行われるインターハイ予選のシード権を獲得することができます。現在、大阪府下に緊急事態宣言が発出され、ソフトボール部の活動内容も制限されていますが、大一番にむけてしっかり準備を積み重ね、悲願のベスト8進出をめざして、チーム一丸となって勝利を掴み取りたいと思います。

 保護者のみなさま、OGのみなさま、日頃から泉陽高校ソフトボール部へのご支援、ご理解を賜り、本当にありがとうございます。今大会は感染対策から無観客で実施していますが、部員は普段の練習の成果を十二分に発揮し、強豪校相手に勝利を掴み取ってくれました。今後も十分な感染対策の下、短時間ではありますが、引き続きソフトボールに思いっきり打ち込んでいきたいと思います。部員一人ひとりが、ソフトボールを通して心身ともに成長することができるよう、最後の最後まで部員をサポートしていきますので、今後も変わらぬご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 これからも泉陽高校ソフトボール部への応援を、何卒よろしくお願いいたします。

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★『中学生のみなさん!泉陽高校でソフトボールやってみませんか?!』

 ソフトボールに興味がありましたら、是非泉陽高校へお越しください。現在泉陽ソフトボール部は、3年生9人、2年生8人の計17人で楽しく活動しています。3年間という限られた時間ではありますが、ソフトボールを通して【物事への向き合い方・チームメートとのコミュニケーションのとり方・チームプレーの大切さ】を学ぶことができ、心身ともに大きく成長していきます。また部員は、ソフトボールだけではなく、日々の勉強を第一に、体育祭や文化祭などの学校行事にも積極的に参加しており、勉強・学校行事・部活動を両立しながら、充実した学校生活を過ごしています。明るい部員が多く集まり、公式戦の勝利をめざし、にぎやかに活動しています。日々の活動の様子は、このブログにて報告させていただきます。

 高校でもソフトボールを続けたい人、高校からソフトボールをやってみたい人、ソフトボールだけでなく学校生活・勉強を両立して充実した高校生活を過ごしたい人は、是非泉陽高校へお越しください。平日は月・火・木・金の放課後18:00まで、休日は土曜日午前中を中心に、本校グラウンドにて練習しております。練習見学等の希望がございましたら、是非泉陽高校(電話:072-233-0588)へご連絡ください。受験勉強の息抜きでも結構です。

 また泉陽高校の最寄駅は南海高野線・堺東駅、南海本線・堺駅と交通アクセスも良く、生徒も堺市だけでなく、南は和泉市・高石市・泉大津市・岸和田市・貝塚市・泉佐野市・大阪狭山市・富田林市・河内長野市から、北は大阪市内・松原市・八尾市・東大阪市から通学しており、南大阪地区を中心に大阪市内からも生徒が集まっています。最寄の堺東駅へは、南海高野線で天下茶屋駅から6分、新今宮駅から13分、なんば駅から15分程度で到着しますので、南海線・阪和線・大阪メトロ沿線だけでなく、JR大和路線・大阪環状線沿線、ならびに近鉄奈良線・大阪線沿線からも通学してくる生徒もいます。勉強・学校生活・ソフトボールを日々両立させながら、大阪府下から集まってくる仲間と充実した高校生活を過ごしてみたいと考えている中学生のみなさん、是非泉陽高校にお越しください。

思いっきり部活を打ち込める環境、そして本気でソフトボールに向き合うことによって得られる仲間が、泉陽高校ソフトボール部にはあります。

中学生のみなさん!泉陽高校でお待ちしております!

(泉陽高校の日々の様子・教育活動については、「泉陽高校 校長ブログ」をご覧ください。)

★なお、泉陽高校ソフトボール部の平日練習の様子につきましては、2020年1月10日付のブログにて紹介させていただいております。今年度は感染症対策の観点から、中学生のみなさん・保護者の皆様に、例年行っている学校説明会ならびに公式戦をご覧いただけない状況となっておりますが、このブログを通して普段の練習風景の様子・雰囲気を知っていただき、多くの中学生のみなさんに泉陽高校を志望校の一つとして検討していただければ幸いです。

平日の学校練習の様子をご紹介します!(2020.1.10更新)案内図

★泉陽高校は南海高野線「堺東駅」から、徒歩10分、南海本線「堺駅」から、徒歩15分。南大阪地域だけでなく、大阪市内・東部大阪地域からも通学しやすいところにあります!

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