こんにちは。自粛期間が1ヶ月以上経過しました。最近は体力作りのためにランニングをしたり気分転換にサイクリングをしたりこの生活の中でできる運動をしています。もちろん受験生なので勉強もしています。やることは探せばいくらでもあるので思っているよりも充実した生活を送れていることに感謝しています。
昨日は「タックル」について説明していたので僕は「パス」について説明したいと思います。
パスは他のスポーツと同様にボールをチームで繋げるための重要な行為です。しかしラグビーには他のスポーツとは決定的に違うルールがあります。それは「前にボールを放ってはいけない。」ということです。ボールを前に進めてトライまで持っていかなければならないのに、ボールを前に放ってはいけないという矛盾のようにも見えるこのルールがラグビーの面白さの一つだと思います。
ラグビーのことを初めて知った人には、なぜボールを前に放ってはいけないのかよく聞かれます。ラグビーは陣取りゲームとよく例えられます。そのように考えるなら、ボールを持ってる人を境界線として自陣と敵陣に分かれていて、ボールを前に投げるという行為は敵陣にボールを投げ込むということになるため、そのようなルールがあるのではないかと考えます。パスのルールひとつとっても奥が深くこの制約の中でも多種多様な戦略が生まれているのです。
ラグビーを見る機会があればどのようにしてボールを繋げトライまで持っていっているのか見てみてはいかがでしょうか。
3年プレーヤー