リレーブログ 29

どうもお久しぶりです。5人目です。休校期間が延長することになってしまい、ラグビーを皆でプレー出来ない時間が長引くことを悲しく思いますが、悲しんでばかりでは居られないので、前回書いた自粛ルーティンを続けて、キック精度と体力向上に努めていきたいと思います。

今回はラグビーにおいて重要な体格差を覆す「キック」について書こうと思います。

僕は「キック」は大きく分けてロングキック、ハイパント、ショートパントの3つに分けられると思います。

まず、ロングキックは長い距離を蹴ることで、陣地を獲得することが主な目的です。陣地を獲得することによってAT・DFどちらにおいてもプレーしやすくなります。他にもロングキックを多用することで、相手選手を走らせ体力を削り後半に差を着けるというような戦略もあります。

次に、ハイパントはボールを上空に高く蹴ることで、相手と競ったり相手がキャッチした瞬間にタックルをして、ボールを再獲得することが狙いです。ハイパントによってボールを前に進めることは、相手と体格での勝負を避けることが出来るので、体の小さいチームでは特に大事になります。

最後に、ショートパントは相手の頭の少し上や相手の間にボールを通して、相手の背後のスペースを狙います。そうすることで味方と相手をすれ違わせ、ボールを有利な形で前に進めます。さらに、ショートパントを相手に警戒させることで相手のDFに穴を作ることもできます。

このように、「キック」にはそれぞれ役割がありそれらを上手く使うことで、体格で勝る相手にも勝つことが出来るようになります。「キック」以外にも「モール」や「タックル」でも体の小さい人が勝つためのコツや戦略があります。今後ラグビーをしたり、見る機会があればそれらの戦略に注目してみてください。


3年プレーヤー