来年の大学入試で、新型コロナウィルス感染症に感染し、大学が独自に実施する個別試験を受験できなかった受験生の救済措置として、来年1月から新しく導入される「大学入学共通テスト」の得点のみで合否を判定する方式が広がっているようです。コロナ感染者の受験機会確保を求める文部科学省の要請を受けたものですが、受験会場での感染拡大を防ぐ狙いもあります。大学によっては、「共通テスト」を積極的に受験するように呼び掛けている場合もあるようです。共通テストを1次試験として活用する国公立大学でも、共通テストの重みが増しています。今年の3年生は特に、「共通テスト」に振り回され、「新型コロナウィルス感染症」の影響も非常に大きかった学年です。全ての受験生の皆さんが、目標の進路を実現できることを祈っています。