本校では、「主体的・対話的で深い学び」の授業をめざして「視覚化・構造化・協働化」を意識し、授業を展開しています。現在、授業見学月間として組織的な授業力向上の取り組みを行っています。各先生方が、授業観察シートを活用して相互に授業見学を行うことで授業力向上に取り組んでいます。
10月27日(月)、3年「生物」の研究授業が行われました。本時の目標は、「短期記憶の実験を通して人間の認知能力を理解する」です。
担当の先生から、前時に学んだ記憶に関する脳のしくみについての振り返りがありました。その後、本時の短期記憶の実験の説明がありました。
生徒たちは、ペアで一人一台端末を活用しながら連続した3桁~12桁の数字を聞いて復唱、次に見て復唱する実験を進めていきました。9桁まではほぼ完ぺきに復唱できていましたが、10桁の復習からは、生徒たちも真剣な表情となり、復唱できると歓声があがっていました。ペアの実験結果をワークシートに記入しながら実験を進めていきました。
次の時間は、ペアの実験データをクラス全体としてまとめ、考察することで人間の認知能力について理解を深めていくこととなります。

