第66回 近畿高等学校バドミントン選手権大会 結果報告

 11月15日(金)~17日(日)に、第66回近畿高等学校バドミントン選手権大会が開かれました。今回は滋賀県開催です。山田高校からは男女各1ペアと女子シングルスで出場しました。(全員が2年生)。詳細は滋賀県高校バドミントン専門部のHPに掲載されます。(結果はもう少し後になります)

 近畿大会は各2府4県から12ダブルス、12シングルスが集い、合計72ダブルス、72シングルスでトーナメントを行います。近畿のチャンピオンを決める大会です。

 15日(金)の開会式&練習では、会場の様子を見たり雰囲気を感じたりしました。また、フロアで練習を行いました。午後からは開会式が行われ、試合に向けて緊張感が高まるとともにモチベーションも高まりました。

 16日(土)はまずダブルスの試合が行われました。男子は皇子が丘公園体育館で初戦は京都の乙訓高校と対戦しました。サーブからのラリーで中々主導権を握らせてもらえず、相手に攻撃される展開でした。スマッシュやレシーブは通用していましたが、自分たちのエラーと、一度前衛に捕まるとそれを受けきることができず失点しました。結果はストレート負けでした。しかし、会場の雰囲気にのまれることなく、攻める時は思い切り攻めることができましたし、いつも以上に大きな声を出して自分たちの持ち味である勢いのあるプレーは随所に発揮できていました。この点はよかったと思います。

 女子は県立体育館(ウカルちゃんアリーナ)で初戦は近江兄弟社高校と対戦しました。一進一退の攻防で、終盤まで競り合う展開でした。緊張からか互いにエラーも重なり、連続ポイントを中々取ることが出来ません。いつものプレーの7割も出せていなかったように思います。微妙な高さの球を思い切りプッシュできない場面もあり、精神面がもろに出た試合でした。結果はともに延長ゲームで競り負け、ストレートでの敗戦となりました。終盤には先にゲームポイントを握るも、追いつかれて逆転を許すなど、勝負所で勝ちきる強さがありませんでした。午後にはシングルスに出場する者もおり、気持ちを切り替えるしかありません。

 シングルスの対戦相手がダブルスでベスト8まで勝ち上がっており、ダブルスの準々決勝の後にシングルスの試合がコールされました。相手は園田学園高校です。ダブルスで勝ち上がっていた選手なので強敵です。相手は疲れからか足があまり動いていないようでした。第1ゲームはロブの高さが低かったり、相手の球種に戸惑ったりして、相手の特徴を掴みきる前に少しずつ点差をつけられ先取されてしまいました。2ゲーム目は後ろと前を効果的に使いながら、相手を動かすようにラリーを展開出来ました。相手もこの展開を少し嫌がるようで、こちらはなんとかリードを保ちながら先にゲームポイントを握りました。しかし、ここから得点を意識しすぎたのか思い切って攻めることができずに1点、また1点と徐々に差を詰められてしまい、20-20に。こうなると追いつかれた方は精神的にきついです。気を取り直して攻めに転じましたが、ネット前のロブショットを2回ひっかけてしまい逆転されてしまいました。ストレートでの敗戦です。

 夏に近畿大会出場が決まってから、ダブルスでは特に前衛練習に時間を費やしてきました。シングルスではラリー力とクリアー力を高めてきました。その成果が見られたことはよかったです。しかし、初めての近畿大会で自分たちの持っている力を十分に発揮できませんでした。その点が心残りです。本人たちが一番悔しいと思います。近畿大会の2回戦を突破できるよう、もっと地力を上げていくしかないと思います。

応援に駆け付けてくださった保護者の皆様、OB・OGのみんな、本当にありがとうございました。

次は23日(土)の公立高校大会決勝トーナメントに向けて練習に励みます!

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