前期生徒会選挙

5月10日(金)、体育館において演説・投票・開票・認証式と午前中いっぱいを使って取り組みました。

立候補者の演説・応援演説を聞いて、すぐに投票。これを会長(1名)、副会長(2名)、学年委員(3名)と繰り返します。

すべての演説・投票が終わったところでドキドキの開票。

 

さて、そんななか印象に残ったことを。

今年度の前期生徒会役員に当選した新役員が登壇し、全校生徒の前でひと言ずつ抱負を語るという場面がありました。

「いい学校にするために頑張りますので、よろしくお願いします!」とすんなり言える生徒もいれば、言葉に詰まってしまう生徒もいました。

立会演説会では、練習もしたし、原稿も用意していたのでできたのでしょうが、予定外のこと(少なくともその生徒にとって)に、マイクの前で固まってしまいました。

「私は・・・」と言ったあと、次の言葉が出てきません。

でも会場にいるみんなは、その生徒が話すのをじっと待っていました。

「がんばれ!」という声も聞こえてきます。

中には、自分にもあんな経験をしたことがあったなぁ・・・と思っている生徒もいたかもしれません。

ぎこちなく周りに視線を泳がせていた生徒は、意を決したように「がんばります!」と力強く抱負を語りました。

体育館にその日一番の拍手が響いたことはいうまでもありません。

ほっとした様子の生徒を見ながら、こういう積み重ねが自信につながっていくんだろうなぁ・・・とうれしく思いました。

  

sennkyo3.JPG応援演説の様子です