9月19日(木)、八尾小学校の保護者のみなさんが本校に来てくださいました。お越しいただいたのは、この日に行われた人権研修「命の大切さを考える研修」に参加されたみなさんです。研修が始まる前に校内をみてみたいというご希望をいただきましたので、本校の教頭先生がご案内することになりました。教頭先生は歴史が専門ですのでガイドとしてはまさにプロ!大和川付け替えから新田開発、綿の栽培や当時の生活の様子まで、校内にある史跡「狐山」に纏わる様々な歴史をわかりやすく解説してくれました。
通称「狐山」は本校の敷地内南西に位置する小さな山です。川幅180mはあったと言われている旧大和川の堤の一部で、市の史跡となっています。狐山は120年を超える本校の歴史をずっと見守り続けてきた、八尾高校のシンボルです。今は同窓会に整備していただき階段もつけていただきましたので安全に頂上まで登ることができます。小学生の保護者のみなさんも頂上まで登って、景色を確かめておられました。
「狐山」の他に、塩川正十郎先生からご寄贈いただいた蔵書のある「塩川記念文庫」やアクティブ・ラーニング用のテーブルを配置した会議室、視聴覚教室やグラウンドなどもご案内させていただきました。
本校に限らず、学校、特に高校は、災害時の避難所に指定されているにも拘わらず普段滅多に入ることのない場所です。一度でも入ったことのある場所なら、万一非難する場合も少しは心に余裕が持てるのではないかと思います。 学校園や自治会単位で本校の案内をご希望される場合はお電話ください。