8月14日 浦川杯サマーカップ予選

合宿を終え、その進化を問われるサマーカップ予選。実は昨日、一昨日と7校と練習試合18セットをこなしてきたが、12勝6敗と勝ち越したものの今一つパッとしない状況の中、当日を迎えた。翠翔の第1試合の相手は天王寺高校。練習試合では負けていないが、本番には力を発揮する実力校だ。1セット目、序盤からスイ、セン、レンの攻撃が決まり、9ー4とリードする。ところが中盤で立て続けにミスが出て15ー14と1点差に迫られた。このあたりは合宿後から改善されていない翠翔の弱点の1つだ。しかし今日は違った。ここでサクのCクィックが決まり、イチのサービスエースやコウのクィック、ブロックで相手を翻弄し、25ー16で1セット目を勝ち取った。このムードのまま2セット目も25ー8で勝利し、決勝に駒を進めた。決勝の相手は、東住吉高校。1部経験が何度もあり、4部の翠翔にとっては強敵である。第1セット、2年のミスが連続し、1ー6とリードを許してしまう。スイ、レンのスパイクなどで7ー9と追い上げ、ここからのコウのサーブが流れを変えた。連続9得点し15ー9に。この間、コウのエースが3本、レンのスパイク、ブロックが6本。その後、セン、サクのスパイクやクィックも決まり、25ー15で1セット目を勝利した。この流れで2セット目もと思ったが、さすが強豪校、そうは行かせてくれない。立ち上がりからお互いの点の取り合いで、最高でも3点差付く程度で終盤までもつれた。相手がフェイントを多用してきたことに翠翔選手が気付くのが遅かったため、苦しい展開にしてしまったのだろう。最後24ー24のデュースから相手に連続スパイクミスが出て、26ー24と勝ちを譲ってもらった。内容はまだまだであったが、予選トップ通過したことにはかわりがない。とにかく今日の翠翔は明るいムードが漂っていた。翠翔も合宿で精神面が少しは成長したのだろう。さあ、20日の決勝1部リーグに向け、お盆休みを返上して頑張ろうではないか!