11月12日 練習試合

 今日は八尾高校、東住吉高校の両校に来ていただき、終日練習試合を行った。新人戦1週間前の、どの高校にとっても最終調整となる大事な練習試合である。翠翔チームの最大目標は、フェイントの処理、もつれたゲームを勝ちきること、とした。

 1セット目 25-23,  2セット目 25-22

 どちらのセットも立ち上がりは、お互いに取って取られての緊迫した試合であったが、10点過ぎからアンのトスワークが冴え、スイ、セン、サク、の攻撃が決まりだした。またセンのブロック、レンのサーブも効果的に決まり、翠翔に連続得点が入る展開となった。終盤、課題のレシーブミスが出て追い上げられるも、勝ちきることができた。

 3セット目 25-19,  4セット目 25-14

 試合も2回り目となり、翠翔ペースで試合運びができるようになった。立ち上がりからコンビバレーがしっかりとでき、コウの速攻とセンの移動攻撃で相手を翻弄する。サーブカットとハーフのカットが安定し、コンビを使うことができれば、現在の翠翔のベストプレーとなる。以前に比べアンのトスワークもうまくなった。4戦全勝でお昼休みをむかえることとなった。

 5セット目 20-25,  6セット目 20-25

 両校にお願いして、この2セットは1年生チームで対戦させていただいた。以前の翠翔1年生チームは惨敗続きであったが今日は違った。相手のAチームに怯むことなく元気一杯のハッスルプレーが最後まで持続し、両セットとも負けはしたものの、良い試合であった。褒めてあげよう。

 7セット目 25-11,  8セット目 20-25

 ついに出てしまった。8セット目は立ち上がりからレシーブミスが続き、やっと上がったトスもアタッカーがネットに掛けるという悪循環。中途半端な弱気なプレーが続出する。気がつけば10-20。翠翔にはこの展開があるから気が抜けない。 この精神面の弱さも直していかなければ、上位進出は叶わないであろう。本日初めての悔しい敗戦であった。

 9セット目 25-21,  10セット目 25-20

 8セット目の最後のプレーで、司令塔アンが右手親指を脱臼してしまったため、急遽1年生のリツをセッターとして投入し、試合を行った。もちろんコンビが使えない。作戦を変更し、拾って繋ぐことを課題とした。なんとか勝利できたものの、新人戦を来週に控え大ピンチである。

 結局7勝3敗で今日の練習試合を終えた。課題のフェイントの処理はセットを重ねるにつれ良くなってきたし、もつれたゲームも勝てるようになってきた。ただ、アンの怪我が予定外であった。1週間後には間に合うように願ってやまない。最後に、遠方よりお越しいただいた、八尾、東住吉の両校部員、顧問の皆様にはお礼を申し上げます。ありがとうございました。