12月27日(水) 練習試合

 今日は平成29年最後の練習試合。生野高校、山本高校、柏原東高校の3校に来ていただき、翠翔を含めた 4校で行った。生野高校は先日の新人戦1次予選では1部昇格を果たされており、また公立校大会でもベスト8に入られた勢いに乗っているチームで、翠翔のバレーがどの程度通用するのかを試すいい機会である。山本高校はこのブログにも何回も登場した、オーソドックスなバレーをする攻撃的な強いチームである。柏原東高校は部員数が少数ながらも地道に活動されており、翠翔とは何度も練習試合をやっていただいている。本日の目標は、24日の練習試合で目立った気持ちの入っていないプレーを如何に減らしていくか。例えば弾いたボールを2人以上で追いかける等、コート内を常時動きまわる、元気なプレーをすること、とした。

 1セット目 25-6

 立ち上がりに身体が全然動いていない。さほど難しくないサーブもキャッチできず、1-4とリードされる。明らかにアップ不足である。これでは今日の目標をどうこうというどころではない。さすがにまずいと思ったのか、選手たちも常時身体を動かしだしたが、試合前に身体を暖めるなんてことは、スポーツの常識のはずだ。ようやく身体が暖まった選手たちは普段の動きを取り戻し、勝利することが出来た。それにしても情けない立ち上がりであった。

 2セット目 25-16

 今日は個人的な目標としてスイの守備を改善させることを考えていたので、試合中もスイ側に移動して指示を行った。即座には上達できないもののナイスプレーも何度かあり、何かを掴んでくれたと思われる。このセットの相手は山本高校であるが、主力選手1名が怪我で戦列を離れていることもあり、攻守にいつものキレが無いのが残念だ。早く復帰されて、お互い充分な状態で試合ができることを熱望する。

 3セット目 25-12

 いよいよ生野高校との対戦である。選手たちも気合い十分なのがわかる。作戦としては生野のセンターエースをどのように押さえていくかに尽きる。攻めのサーブでその選手を狙う。作戦はズバリ成功。体勢を崩された生野のエースは、充分な攻撃ができない。チャンスボールが返球されれば得意のコンビ攻撃を使い、サク、コウ、センが宙を舞う。立ち上がり8-2とリードできた。その後も相手エースが焦りからか何度かスパイクミスをしてくれたので、終始翠翔ムードでこのセットを勝利することが出来た。

 4セット目以降 25-9、25-15、25-23、25-18

 生野高校との2セット目は相手エースがしっかりと立ち直り、右、左、中とあらゆる場所から攻撃を決められ、苦戦を強いられた。また、4セット目辺りからアンのトスが全体的に低くなってきて、速攻がネットに掛ることが増えてきたこともあり、23-23と終盤に追いつかれてしまったが、最後は相手のライトトスが大きく流れてしまい、それを強引に撃ちに行った相手のスパイクがネットに掛り、幸運にも勝利を得ることが出来た。生野との1セット目に比べるとチーム状態をしっかりと修正してこられ、また、翠翔の弱点をしっかりとついてこられた。上位に行くチームの強さをしっかりと勉強させていただいた試合であった。

 本日の7セット目をもって、年内の練習試合も終了した。6月の新チーム結成以来、公式戦も含めた高校との対戦セット数は204セット。130勝74敗とまずまずの結果である。年内の練習も明日で終了。新年も緩まず、上を目指して頑張っていこう。

では皆さん、皆さん良いお年をお迎えください。