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2月10日(日) 第38回浦川杯ウィンターカップ 決勝2部リーグ

 1週前の予選の結果を受けて、翠翔チームは2部リーグで戦うこととなった。会場はホーム、翠翔高校だ。対戦相手は山本高校、河南高校、清水谷高校。どの高校も高対連の部別でも2部に属する格上のチームであるが、春に2部昇格を狙っている翠翔にとって、簡単に負けることは許されない。

 ○第1試合(VS山本高校) 22-25,17-25 で敗北

 お馴染み、姉妹校とも言えそうな山本高校さんが、翠翔の最初の対戦相手である。シュンのサーブで始まるが、スイのKO等で3-0とリードする。シュンのMSが出てからミスが連続し、3-3の同点に。先週からシュンのサーブがオーバーとなることが多い。これがきっかけとなり連続得点を取られるので、コントロールを心がけて欲しい。その後ランのQC(恐らく実戦初)が決まるなど中盤で16-12とリードし、勝ちパターンで終盤を迎えた。ところがそこからサーブでツウが狙われた。今日のツウは何故かボール感が狂っていた。落下点が全然読めていないので、わざわざ取り難い位置でカットしてしまい、とんでもない方へ弾いてしまっていた。結果、相手の連続得点で17-23とリードを許し、1セット目を逃げ切られてしまった。2セット目もツウ狙いは続き、ツウ自身も必死に対応するものの、悩みながらプレーしているのが見てとれた。それを見かねたコウ、ショウ、スイも「何とかしなければ」という気持ちが強すぎて力んでミスを出すという悪循環が起こり、2セット目も取られてしまった。この試合でツウのMRは12本。ツウの不調は痛いが、実はシュンも不調だったことが、この試合だけでは私は気がついていなかった。

 ○第4試合(VS河南高校) 16-25,25-17,9-15 で敗北

 翠翔の2試合目の相手は河南高校さん。夏の練習試合では1つもセットを取ることが出来なかったので、今日はその雪辱をと考えていたのだが、自信喪失気味にプレーするツウの姿を見るとそれどころではない。ただ、その弾いたボールを何とかしようとコートの中を走り回るアサのプレーには感心する。アサの明るいムードが、ツウやチームの雰囲気を良い方へと導いてくれればいいのだが。1セット目、ツウのMR3本等で、7-11と先行されたが、スイのKO,ランのQA等で12-11と逆転に成功。本来なら翠翔に流れがあるのだが、今日はそうは行かなかった。結局1セット目を奪われた。このとき初めて気がついた。シュンのKOが無いことに... 記録を見てみるとこのセット終了までの3セットで、シュンのKOはたった4本。Fは5本でMKは6本。上がったトスが打てていないのだ。尋ねてみると体調がイマイチであったらしい。リベロとエース1枚が不調とは、なんと苦しい戦いなんだろうか。シュンに「助走のスピードを上げよ」と助言し、2セット目に送り出した。結果、本日初めてセットを獲れたが、このセットだけでシュンのKOは4本と、勝利にはやはりエースの活躍が不可欠なんだと改めて実感した。しかし3セット目はシュンのKOは0本で、結果試合に破れてしまった。

 ○第6試合(VS清水谷高校) 12-25,18-25 で敗北

 清水谷高校さんとはサマーカップのときも対戦させていただいた。このときはフルセットの末の惜敗であったが、今日のツウの不調は痛く、アサがあきらめずに繋いでくれるのだが、返すのが精一杯のプレーが続き、相手に好き放題されている印象が強い。当然シュンも打ち切れないのだろう。今日は惨敗であった。

 今日はホームゲームの有利さを発揮出来ず3連敗して、第38回浦川杯ウィンターカップは2部4位で幕を閉じた。試合は常にベストコンディションで臨める訳ではないが、それをチームワークで最小限の被害に留めなければならない。右足を捻挫すれば、それをかばって左足まで具合が悪くなることがあるが、まるで今日はそんな試合だったね。明らかにこれからの課題だ。明日から考査休みとなるが、考査明けからは4月の部別に向かって課題を克服して行こう。最後になりましたが、今日も早朝より来ていただきました部員ご家族の皆さま、応援ありがとうございました。これからも、ご協力・ご声援よろしくお願いいたします。

  PS. 閉会式で優秀選手が発表され、翠翔からはアサが選ばれました。アサ、おめでとう!