金木犀の実

有意義な休日を過ごせましたでしょうか。
私は最近、日曜日の夕方のテレビから
サザエさんの音楽が流れているのを聞くと、
もう明日から月曜日だなと気合が入ります。
俗にいう逆サザエさんシンドロームです。

話は大きく180度変わりますが、今回は夕陽丘高校の植物について紹介します。
在校生や卒業生ならお分かりいただけるでしょうか。
清香會館の前に金木犀の木があります。
金木犀の木-new-.jpg























この木をよく見てみると、、、、、

実1-new-.jpg














なんと実が\(◎o◎)/!
実の中身はこんな感じです。実の大きさは2cmぐらいで
中身のほとんどは種でした。
実の中身-new-.jpg














実はこの実はとても珍しいものなんです。
なぜなら、金木犀は雌雄異株で雄の木と雌の木があり、日本には雄株しか存在しないからです。
そのためこの木は日本でも珍しい雌株の金木犀の可能性があります。
もう一つの可能性として考えられるのは、この金木犀の木が薄黄木犀(うすぎもくせい)かもしれないということです。
薄黄木犀は日本にも雌株が存在するので実ができます。

しかし、金木犀と薄黄木犀の木はほとんど見分けがつきません。
唯一違うのは花の色が薄黄木犀のほうが薄いということです。

夕陽丘高校の金木犀が本当に珍しい雌株なのかどうかがわかるのは花が咲く秋になります。
ぜひ、今年の秋は金木犀の花の香りとともに、色にも注目してみてください。