本日16:00から、ヴィオーラホールにて『二重奏の魅力』というタイトルで音楽科特別公開講座が開かれました。
ヴァイオリンとピアノの二重奏ということで、本日は井上隆平先生と、木田志津加先生にお越しいただき、
エルガー:愛のあいさつ、ピアソラ:リベルタンゴなど、7曲の演奏を聴かせていただきました。
客席までヴァイオリンを弾きながら歩いてくださり二重奏に酔いしれる一時でした。
冒頭の愛のあいさつは、作曲家エルガーが愛する妻に贈った曲でうらやましい限りと話されました。
その理由は、①思いがこもっていること、②世界に一つしかないものであること、
③お金がかかっていないということ(いかにも大阪らしいですが・・・)だからとのことでした。
お二人とも夕陽丘高校出身で、全国的に活躍されておられます。
演奏だけでなく、トークの時間を設けていただき、高校時代の過ごし方や
卒業後のエピソードなどを話してくださいました。
また、ご自身の演奏の際の姿勢について、日本舞踊の先生からのアドバイスを得て
見直されたお話から、西洋音楽を専門にする皆さんには是非、日本の伝統芸能や伝統文化
また、音楽以外のものからも学ぶことはとても多いことをメッセージとして
くださいました。
音楽科の生徒の質問「右手の使い方」にも答えていただき、短い時間ではありましたが、非常に充実した時間を過ごせました。