校長挨拶
「千里から世界へ 未来への航海」
生徒たちは千里高校にどのような期待をもってきてくれているのでしょうか。千里高校にはたくさんの扉があります。学力をつけ、大阪大学に代表される希望の大学に行く扉、部活動の扉、千里にやってくる留学生との交流、千里から外国へ研修に行く扉、学校行事の扉、でもその扉の目的はひとつにつながっています。それは、生徒たちが充実した人生を歩む礎を築くということです。高校に入ることや大学に行くことが、人生のゴールではありません。社会は恐るべきスピードで変化しています。生徒たちが社会の中心となる20年、30年後はどのような社会になっているか、見当もつきません。ロボットやAIの進展で今ある職業の半分以上はなくなると予想されています。未来社会にセンターテストのような唯一の正解はありません。我々は生徒たちが将来どんな困難なことにぶつかってもその都度、深く考え、考えた中から最善の方策を判断し、それを外に向かって表現する力を身につけてほしいと願っています。千里高校で学んだことを活かし、世界へ航海していきましょう。
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