今日の2時間めに校内を歩いていると、1年生の2クラスが中庭に集合しようとしていました。普段は2クラス3展開で、教室で行っているこの数学Ⅰの授業。生徒に尋ねると、「『阿武野高校の校舎の高さを測ろう!』というスペシャル課題に取り組むんです。」とのこと。
するとあちこちでラッキーボーナスプリントと書かれたプリントと分度器を片手に、分度器をどうやって使うのか、必要な数字(数値)は何なのかなど、3人の先生方からのヒントをもとにグループで助け合い、測量が始まりました。
なんと、誤差10㎝のところまで計測・算出できました。
教室で学んだ各種の公式や定理がどんな意味をもち、どのように有用なのか。体験を通して知り、学ぶ。
「sin(サイン)・cos(コサイン)・tan(タンジェント)なんて、社会で何の役に立っているんだろう...。」と、数学に苦手意識のある生徒も、「三角比」や「三角関数」が思いのほか、日常生活に密着していることに気付くことができたのではないでしょうか。