4月10日(月)午前9時20分より、新23年生を対象に一学期の始業式を行いました。始業式を体育館で実施するのは三年ぶりです。新たにお迎えした教職員の方のご紹介とともに、弓道部の表彰を行いました。また、始業式にあたり、以下の概要のお話をしました。
1 皆さんおはようございます。
○令和5(2023)年度一学期始業式に当たり、皆さんに主に3点、話をします。
・1点め、新年度の始まりに当たって、2点め、新入生を迎えるに当たって、3点め、新型コロナウイルス感染症対策、という話です。
2 新年度の始まりにあたって
○三学期終業式に、始業式まで一カ月以上の長期の休みがあること、この期間に疲れた体や心をしっかりと休めることをお願いしました。しっかりと休めましたか。何か発見したり、考えたことはありますか。
・私は、「聞く技術、聞いてもらう技術」という本を読み、人の話を聞くことと聞いてもらうことの大切さについて、改めて考えているところです。
○今日から新年度です。67期生は3年生として、68期生は2年生としてのスタートです。新たな気持ちでこの一年を過ごしてください。
○3年生(67期生)のみなさん。
・今年度は高校生活の仕上げとともに、進路実現の年になります。この一年間を、最後まで、どのように過ごすのかが、問われます。目標をしっかりと持ち、計画的に行動をしてください。焦ったり、つらいときがあれば、友だちと支えあったり、先生に相談をしてください。
・学校行事や部活動等、全てに「高校生活最後」ということばがつきます。日々を大切にしてください。
○2年生(68期生)のみなさん。
・2年生は系・コースの科目や選択科目の学習が始まります。学習にしっかりと取り組むとともに、進路の目標を見つけてください。・学校行事や部活動において、3年生の思いや伝統を引き継ぐとともに、後輩の面倒を見てください。・修学旅行などの大きな行事において、クラス・学年で協力して、行事に積極的に取り組んでください。規律ある学校生活を送ってください。
3 新入生を迎えるにあたって
○午後には、69期生281人が、皆さんの後輩として入学してきます。
・そのうち日本語指導が必要な新入生が16人入学します。
○皆さんは、自分自身が入学したときのことを思い出してください。不安の一方、新鮮な気持ちがあったとおもいます。そのときの気持ちを思い出して、新入生をサポート(支援)してください。学校行事、部活動等を通して、直接関わること、皆さんが日頃から頑張っている姿をみせることが、新入生にとり何よりのサポート(支援)になると思います。また、後輩を支援することが、皆さんの成長にもつながると思います。
4 感染症について
(1)感染症対策について
・4月1日以後の新型コロナウイルス感染症対策について、連絡をします。なお、感染症の状況によって、対策が変化する場合があります。特に5月8日以後、新型コロナウイルス感染症ついて、感染症法上の位置づけが「5類」に移行すると報道されています。対策が変更になった場合、改めて皆さんに連絡をします。
(2)原則について
・4月1日以降、学校において、マスクの着用を求めないことが基本となりました。ただ、基本的な感染症対策の重要性は変わらず、「3つの密」の回避、人と人との距離の確保、咳エチケット、手洗いなどの手指衛生、換気等の感染症対策が必要です。混雑した電車やバスを利用する場合などにおいては、マスクを着用することが推奨されています。
・さまざまな事情により、感染不安を抱き、マスクの着用を希望したり、着用できなかったりする生徒もいることなどから、マスクの着脱を強いることのないよう、着用の有無による差別・偏見等がないようにお願いします。
(3)基本的な感染症対策
・「感染源を絶つ」ために、発熱や風邪症状がある場合には自宅で休養し、無理して登校しないこと等を継続してください。
・食事をとる場面や食堂の利用時、手洗い、適切な換気、大声での会話を控える等、一定の感染対策を講じた場合、いわゆる「黙食」は必要ありません。
・これ以後の始業式等において マスクの着用を求めないことが基本となります。
・いろいろな事情があり、個別に相談をしたい人はまずは担任の先生に相談をしてください。
5 最後に
・3月20日の合格者登校では三年ぶりに、在校生が部活動の勧誘をする姿が新鮮でした。3月25日の吹奏楽部のコンサートに行き、頑張っている姿をみせてもらいました。また、校門の前にプランターに美しく植えられた花をみて、皆さんのすばらしさを感じました。
・引き続き必要な対策を取りながら、皆さんが中心となって、誰もがいきいきと、また気持ちよく学校生活を送ることができる東淀川高校を創りあげることを期待しています。