〇7月9日(日)午後、大阪府教育庁教育振興室高等学校課の主催により、大阪府教育センターで、令和5年度 帰国・渡日生徒のための進路支援説明会が開催されました。
〇参加者は、大阪府立高等学校で学んでいる帰国・渡日生徒、及び保護者・教職員の方です。
〇まず、大阪府教育庁の方からのごあいさつがありました。
〇次に、「進路について」として、大学についての説明や入試制度の説明がありました。続いて、「奨学金について」の説明がありました。
〇その後、「先輩からのメッセージ」として、帰国・渡日生徒として府立高等学校で学び、現在は大学生になっている三人の学生さんからの話がありました。三人のうちの一人は東淀川高校の卒業生です。
〇三人からは、大学でどのように過ごしているかについての話、高校時代についての話がありました。〇高校在学中に日本語能力検定を始めとした資格取得やボランティア活動に取り組んだこと、自分の母語を生かして入学試験に挑んだこと等の話がありました。参加した高校生は、自分たちにとって身近な先輩の話を、真剣なようすで聞き入っていました。
〇最後に、現在大学の先生をしている方から「大学で学ぶために高校生に知ってほしいこと」の話がありました。
〇お話の中で印象的に感じたことばが二つありました。一つは「誰かに人生を任せない、自分で考えよう」ということばです。
〇もう一つは「自分から行動しよう」ということばです。
〇そのうえで、今日のこの説明会に参加している高校生は自分から行動ができていることから、今日この場にいなかったひとに、「自分から行動する」ことの大切さを伝えてほしいと、仰っておられました。
〇このブログをみている皆さんすべてに、特に帰国・渡日生徒の中学生・高校生等の皆さんに、自分の進路を考えるために、いろいろな人の助けを借りながら、行動をしてほしいと思います。
〇次年度府立高校で学んでいる帰国・渡日生徒の皆さん、次年度この説明会があれば、是非参加してください(大阪府教育庁の皆さま、引き続きの開催をお願いいたします)。